あらすじ
数値化できないものが、大の苦手な超理系人間の桐生蒼太。
そんな彼が、なぜか文芸編集部に異動になって。企画会議、〆切り、売上目標、刊行予定……。
全てが曖昧な世界に苛立ちを隠せない蒼太は、クレーマー作家、熱意大好き上司らを相手に、ベストセラー小説を出すことができるのか。
新人編集者の汗と涙と活字まみれの日常を描いたお仕事小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
編集者として奮闘する理系の青年が主人公の仕事小説。理系と文系の考え方の違いというトピックが根底にあって(特殊なようでいて、普遍的なテーマであるようにも思う。それか私が個人的に興味あるだけかもやけど)、登場人物が魅力的で、面白かった。
Posted by ブクログ
リケイ、なのでライトな感じかと思いきや、がっつり目の理系、そしてがっつり目のお仕事小説でした。
表紙も背表紙の解説も、なぜかちょっとライトテイストなんですよね…。いやいや、読みごたえありますよ!
わたしは骨の髄まで文系なので、理系というだけで「天才!そして変人!」という色眼鏡で見てしまいます。桐生さんは当たらずとも遠からず…。いい意味で( ´∀`)
Posted by ブクログ
またまた「読みたい本リスト」へ入れている本を上司に借りた。ヾ(*´∀`*)ノ
また、ちょうど「数学屋さん」もどんどん続編が出ているのを知って、最初から読み直そうかなあと思っていた矢先やったので、ますます嬉しい。
と、いうことでかなり前かがみになって読み始めたのに、まあ、冒頭のもっちゃりくっちゃりしたこと(笑)。
あれ? これってシリーズものの途中?
と、疑いたくなるぐらい、設定が
「これは知ってるよね」
ちゅう姿勢で放り込まれてくる。
先日、「グルメ課」を読んだらシリーズ三冊目やったっちゅう罠にはまったのもあって若干疑ったのだけど、こちらはシリーズの途中ではない模様。
ほしたらこんなふうに進んでいくわけね。
私の読解力が足りないのかしらね。笑
面白くないわけではないけど、やや置いてきぼりにされてる感がある。
著者は「理系」の人間なんだよね、数学的な話ばかり書いてるんやから、理系畑の人よね。
そのわりには、わりといろんなことがあいまいよね。笑
ここをあいまいと思うのが文系たるゆえんなのかしら。
でもなあ。そんなふうにやや置いてけぼりにされてるのに、付箋の数はものすごい多いねん。
こちらが理解するとか納得するとかは関係なしに話がどんどん進んでいくのは、まさに作中の桐生の人柄そのもの。
せやけど、「いいものを作る」と、いうことに対する情熱はものすごい。
この熱は、著者から感じるねんな。だから最後まで目が離せない。
理系ちゅうたらクールなイメージがある。
物事に終わりはなくても存在する理由はあって、すべて理論だか論理だかで片づけられていく。
せやけど、それを語る人はクールじゃないらしい。
結局、理系だろうが文系だろうが、好きなものを語るときは熱が入るってことよね。
それが数字なのか文字なのかの違いだけで。
残念ながら私は数字の羅列を見ると
「ギャー」
と、思うタイプなので、それらにドラマもロマンも感じないけれど、たとえば「いろはうた」のように、同じ文字を二度使うことなく組み立てられた歌を見ると
「スゲー・・・!」
と、目がキラリンとなってしまうので、文系の人間で御座います。
今回面白かったのは出版も絡めてはったからかもしれへん。
出版ネタって流行ってるもんね(笑)。そら、本を読む人はもれなく本好きで、本好きは出版やら書店やらも大好きでしょうよ。
鉄板のネタですやんね。
続編はないのかー。残念・・・。
とりあえず、数学屋さんを再読しよう。
伏字の件はなるほどと思ったけれど、北条先生と桐生が伏字について討論するまでは
「なんでわざわざ伏字を使うんやろう・・・」
と、思ってました。(;^ω^)
伏字を使うくらいなら伏せなくてもいい表現方法を捻りだそうよ、と、思ってしまう。
だって、うつくしい文字の並びの中に「×」が入るなんて、うつくしくないんだもの(笑)。
数字の中に放り込まれたXやYとはわけが違いますよ!
でも、最終的にすべてがすーっとまとまったのは、さすがというかなんというか。
QED! って感じやんね。
あ、そういうタイトルのミステリがあったな。残念(笑)。
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■ステマ
ステルスマーケティング ステルスマーケティング(英: Stealth Marketing)とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。 略称はステマ。
(2017.03.13)