あらすじ
海外ドラマ、ファッション、舞台、映画――。海外芸能ウォッチャーの新鋭作家が没入する世界を紹介しつつ、作品の中で、あるいは彼女の身の回りで起こる、あえて誰も口にしない違和感に全力でツッこみます。テイラー・スウィフトにハマり、文房具の沼に溺れ、フィギュアスケートの実況に絶句……共感度満点のクセになる49篇。
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Posted by ブクログ
まだ出だしなんだけど、既に最高。読み終わったけど、最高。この視点や感性が好き。ユーモアがあって、日々の事柄を私もこんな風にみたい、と思う。元気でます!もっと他の作品も読みたい!
Posted by ブクログ
こんなにおもしろいエッセイよんだことないよ!
映画に詳しくないので、映画の話にはついていけなかったけれど映画も見たくなった。テイラー・スウィフトも聴いてみたい!
声をだして笑ってしまった。
Posted by ブクログ
「スタッキング可能」「英子の森」「読めよ、さらば憂いなし」に続き4冊目の松田青子さん。時折声を出して笑ってしまうくらい面白いエッセイ集だった。
独特の視点から語られる事柄・人物は、たとえ今まで全く興味がなかった(むしろあまり好きではなかった)としても、とたんに好きになってしまいそうなくらい魅力的に感じられるから不思議だ。
面白いと感じるものは面白い、おかしいと思うことはおかしいと、自分の感覚を信じて発信できる松田青子さんは頼もしい。これからの作品にも心から期待。
Posted by ブクログ
はぁ…
本当面白くてひとつひとつじっくり読んでしまった。友達になってほしい。それくらい全ての好みがドンピシャ。観ている映画も同じだし、キルユアダーリンのデインデハーンにメロメロなのも、服の好みやら、ゴシップ記事のあれこれとか、師匠と呼びたいです。
知らないものでも松田さんがいいというもの全てググってチェックしてしまった。魅力ある一冊。面白すぎた。お気に入りのエッセイになりました。
Posted by ブクログ
P33 生活や仕事をしているだけなのに、ただその場にいるだけなのに、トンチンカンな言動が爆弾みたいに投下される、その瞬間のアホらしさ。そしてそれに気を遣って笑わなければいけないむなしさ。
Posted by ブクログ
最近、サクサク読める女性著者のエッセイみたいなのが好きなのと、洋楽海外ドラマ映画等々のネタが多くて、楽しく読んだ。
とにかく、マシューボーンのバレエを全て見たくなる。あと、フェミ曲ミックスCDが欲しい。タイトルメモメモ。テイラースイフトは、そんなにファンではなかったが、見方が少し変わりました。
Posted by ブクログ
松田青子さんのエッセイ。
松田さんの、曇りない、だけどひねくれた世界の切り取り方がとても好きだな。
ちゃんと自分の目で世界を見て、違和感を覚えたことを忘れない。どうでもいいことからとても大事なことまで、その違和感を忘れない。言語化する。
私も美容院で歳時記読も。
mattress performance
Posted by ブクログ
アメリカの音楽・ドラマ・映画・演劇等の話がたくさん出てくるが、それらに詳しくなくても楽しく読めるところがすごい。読んでて気持ちがいいし、なんか勉強になった気もする。フェミニズムにもいろいろなノリがあるが、こういう風通しの良い、良い意味で「蓮っ葉な」フェミニズムが世界を変えていくのかもしれない。
Posted by ブクログ
よく考えたら夜道で危ないから送っていくよといい彼女もそりゃそうだとそれを受け入れ2人でカメラから消えていく
正しさ大事だが思いやりも同じ位大事だと言うことも。
まず愛想が悪いのがいい笑顔を大事にしている店ですと書いてあって度肝を抜かれた位に愛想が悪い
どこかに自分が気がつかなかった家の剃り残しがあるんじゃないかそれを見つけられて内心何か思われているんじゃないか
人数の多いアイドルグループが夏らしい曲のミュージックビデオで全員白いビキニを着せられているのを見ると可愛いなと思うと同時に撮影当日この中の何人が生理で嫌だったろうと考えてしまう白いホットパンツが衣装だったりする時も生理の時大変だろうな気の毒にみたいな気持ちでいっぱいになる
奇抜さも斜めの視線も必要なく普通をさくっと超えている人というのはこの世の宝だ
おじさんが横で小さく拍手していたうれしくなって私も小さく拍手した
アメリカ自然史博物館
ノアバームバック イカとクジラ
楽しみにしている作品はできるだけ0の気持ちで臨みたいと思っている
高橋留美子は最高だよね!
Posted by ブクログ
今、翻訳家のエッセイがおもしろい!
岸本佐知子さんに続き、この人のエッセイから目が離せない。
なんと言ったらいだろう、いい感じに気の抜けた笑いとおおらかさがあって、読んでいて楽しい。
そこは盲点だった!という意外な着眼点や、激しく共感するマニアックネタについて書いてあったり。とにかくいちいち面白いのだ。
岸本佐知子さんとの違いは、女子目線があること。
世代が同じようで若干違うので、理解できない話もあったけど、それ以外はどれもクスっと笑ってしまう。
洋画、洋楽フリークの人にオススメしたい一冊!
本で私の大好きなSNLネタがけっこう登場するので、それだけでなんだか嬉しかったなー。
Posted by ブクログ
17/05/01 (31)
表紙とタイトルのかんじが山内マリコぽい。
映画と音楽がとても好きなんだなあとわかる。
テイラースィフト聴きたくなったよ。
Posted by ブクログ
最初はそんな捉え方もあるのかとおもしろく読めていたけれど、だんだん読んでいて疲れてきた。「誰も口にしない違和感にあえて全力でツッこみます」との事で、共感される方には爽快エッセイなのかもしれないけれど、共感する話が少なかった私には少しめんどくさいなぁと。でも「フィギュアスケートの季節」の実況の話には共感。選手のプレーに感動しても実況で冷めること、どのスポーツでもあります。