【感想・ネタバレ】北天の馬たちのレビュー

貫井徳郎

横浜・馬車道にある喫茶店「ペガサス」で働く毅志は、二階に探偵事務所を開いた皆藤と山南の仕事を手伝うことに。しかし、付き合いを重ねるうちに、毅志は皆藤と山南に対してある疑問を抱いていく……。

[ブクログ · ★★★★☆]

著者の作品は賛否が分かれがちな、どちらかというと後味の悪い作品っが多いと思うのだが、本作は珍しくまっとうな作品ではないだろうか。勿論話を強引に進める部分もないではないけれど。
人物造形がいまいちなところが気になった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

2018/5/27
主人公のマスターや喫茶店の他の人たちは彼らをすぐに受け入れたようだけど、私はなんとなく不穏な気配で感情をセーブして読む。
こうなると100％楽しめないんだよなー
セーブしてるからだけとも思えないくらい、小説の中の人たちが褒めるほど私は探偵二人を好きにはなれず、真相を知ってもこの距離が縮まらないまま読み終えた。
登場人物たちが彼らを好意的に語るほど、私は置いてけぼりでなんや本読んでるってことを強く意識した。

[ブクログ · ★★★☆☆]

貫井徳郎さんのミステリーは、
落としどころに、いつも納得するけど寂しい悲しい気持ちにんる
今回も、同様、フゥと大きくため息をついて読み終わった
読み始めると、途中でやめるのが難しい。