あらすじ
これまで幾度となく人類の未来を切り拓いてきたNASA。華々しいその成果が知られる一方で、彼らがどのように情報を分析し、意思決定をしてきたかは知られていない。未知の世界で、危険を避け、確実に成果を獲得するために実践する世界最高峰の頭脳集団の決断技法は、変化が激しく先が読めない現代のビジネス環境においても非常に有用である。本書では、NASAとマネジメントの両方に精通する著者が、人類の英知とも言える意思決定手法を紹介する。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
不確かさは、確率論から出発することは理解。でも、確率論は、完全情報なのに、そこが不完全なので、数学の一般化? 不完全情報だから、ゲーム理論とか、統計とかがからんでくる。そこまでいくと手に負えない。
Posted by ブクログ
今学期にDecisionの授業を履修する予定なので、予習がてら読んでみました。
科学的に(論理的に)意思決定するための方法論とその実例が豊富に記載されています。
特にユニークなのが、その実例。
全てNASAのあるプロジェクト(月や火星の探索など)で、いくつかの選択肢をどのように選ぶのかについて、
分かりやすく書かれています。
分かりやすくと言っても、完全に理解できないこともあるかもしれません。
(実際に自分も「完璧には」理解できなかった。。)
しかし、NASAのプロジェクトもビジネスでのDecisionも共通項が多いという著者の主張の通り、
学ぶところはたくさんあると思います。
いや、それ以上に、知的好奇心を満足してくれる一冊と言えるかもしれません。