【感想・ネタバレ】忘れ物が届きますのレビュー

あらすじ

不動産会社の営業で訪れた家の主人が、小学生の頃の自分を知っているという。驚いた自分にその元教師が語ったのは、なぜか20年前に起きた拉致事件の真相を巡る推理だった。当時の記憶が鮮やかに蘇る……(「沙羅の実」)。長い日々を経て分かる、あの出来事の意味。記憶を遡れば、過去の罪と後悔と、感動が訪れる。謎が仕組まれた極上の「記憶」を5つ届けます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。どの話も隠された真相を明かすだけじゃなく、引きつけられる。とくに最終話の「野バラの庭へ」の統子への出せなかったハガキは胸を打たれた。若い時は見た目が華やかな人に惹かれるけど、本当に自分を思ってくれる人はどいうことか。ハガキ一枚の文章から伝わってきた。

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2018年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に思いを馳せ、謎めいた1日の真実を紐解く。
沙羅の実は、最初よく分からず何ページか戻った。さりげなく表している真実に切なくなる。雪の糸では、彼女のいたずらで第三者が踏み留まることができた姿が朧気に表現されていた。野バラの庭へは、奥底にある恨みが見えた。

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2018年03月03日

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