あらすじ
不動産会社の営業で訪れた家の主人が、小学生の頃の自分を知っているという。驚いた自分にその元教師が語ったのは、なぜか20年前に起きた拉致事件の真相を巡る推理だった。当時の記憶が鮮やかに蘇る……(「沙羅の実」)。長い日々を経て分かる、あの出来事の意味。記憶を遡れば、過去の罪と後悔と、感動が訪れる。謎が仕組まれた極上の「記憶」を5つ届けます。
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Posted by ブクログ
短編集。どの話も隠された真相を明かすだけじゃなく、引きつけられる。とくに最終話の「野バラの庭へ」の統子への出せなかったハガキは胸を打たれた。若い時は見た目が華やかな人に惹かれるけど、本当に自分を思ってくれる人はどいうことか。ハガキ一枚の文章から伝わってきた。