あらすじ
「難しいことは置いといて，プログラミングを学んでみたい」「文法を詰め込まれても，結局使いどころがわからない」本書は，そんな悩みを解消するC#プログラミングの入門書です。神経衰弱ゲームやモグラたたきゲームなどを作成するために必要な知識を解説します。作りたいもの（ゴール）から逆算してプログラミングを学ぶので，「プログラムをつくる」手順がわかりやすく理解できます。章末の練習問題では作成したプログラムよりもやや難易度の高いプログラムを作ることになるので，基本はもちろん，応用的な思考力まで身につけられます。
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Posted by ブクログ
GUIアプリを作りながらオブジェクト指向を学べる
Windows環境で実際にGUIのフォームアプリを作りながらC#とそのオブジェクト指向について学ぶ本となっている。
実際にアプリを作りながら学ぶというのがよく，何の役にも立たないコンソールのサンプルコードよりも現実的でモチベーションを保てる内容だった。
オブジェクト指向に慣れていないと，何が便利なのか理解できず，躓くことがあるが，この本だとオブジェクト指向の概念をうまくGUIに組み込んで解説しており，理解しやすい。
また，GUIのアプリ開発は独特の作法があり，なかなかとっつきにくい。GUIアプリ開発に慣れるという意味でも優しくてわかりやすくてよかった。
個人的にはGUIでよく使うメニューを使ったものも例題として載せてくれていればよかった。
他の言語でのGUI開発に慣れない場合でも，この本でどんな感じで作るのかわかれば，とっつきやすいと思った。
