【感想・ネタバレ】日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へのレビュー

あらすじ

江戸後期、大岡越前の裁判小説が人気だったように、日本人は元来、謎解きが大好きだった。だが、ポーの「モルグ街の殺人」にはじまるミステリーが受容され、国産の推理小説が定着するためには長い茨の道が必要だった。黒岩涙香による本邦初のミステリー、探偵小説でデビューした泉鏡花、『新青年』と横溝正史、社会派という新ジャンルを切り開いた松本清張や「日本のクリスティー」仁木悦子まで、オールスターで描く通史。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸後期の大岡政談、『バーナビー・ラッジ』『モルグ街の殺人』などの海外ミステリ、黒岩涙香の翻訳・翻案などミステリー小説の歴史を辿る。

色々面白くて良かった。知らないミステリも多かったし、『モルグ街の殺人』より前の作品についての話や明治の翻訳・翻案小説についての話が面白い。
ただ、仕方ないないけど、色んなミステリのネタバレが多い…。

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2025年10月05日

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