あらすじ
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レンゾ・ピアノ、ノーマン・フォスター、OMA…。
欧米の著名な設計事務所を7社訪ね、写真とインタビューで現場の躍動感を伝える。
雄弁な建築家であっても、設計事務所の「経営」を語ることはほとんどありません。
有名な建築や計画案が生まれた「仕事場」を見る機会はなかなかないはずです。
世界をまたにかけて活躍する海外建築家の事務所であればなおさら。そうした情報は皆無と
言っても過言ではありません。
本書では、世界的に署名な欧米の7つの設計事務所を、日経アーキテクチュアの記者2人が
現地で取材しました。
主宰者やパートナーのインタビューを交えながら、「設計の進め方」や「経営スタイル」を豊富な写真とともにお伝えします。
◆取り上げるのは以下の7事務所です。
1.レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ(イタリア)
2.フォスター・アンド・パートナーズ(英国)
3.ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(米国)
4.OMA NYオフィス(米国)
5.ホプキンス・アーキテクツ(英国)
6.MVRDV(オランダ)
7.ゲンスラー(米国)
一流の設計事務所には、経営にも一流の哲学がある──。
これからの設計組織や働き方を考えるうえで必携の1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界のトップの建築設計事務所への取材をまとめた書籍。現場の写真ともに代表者、従業員の声も載せる。
採光性、基調とする色、社員同士のコミュニケーションの場などは日本で見る「オフィス」とは異なる。思わず目を引いてしまうような建築物は、このような現場から創造されているのかと思ってしまう。
興味を持ったのは海外で働く日本人設計者も多いこと。日本ではゼネコンが幅を利かせている一方、海外では設計者が最終図面まで責任を持つので請け負うリスクと報酬が異なる。自分の腕一本で世界と渡り合う設計者たちのコメントには刺激を受ける。