【感想・ネタバレ】鹿乃江さんの左手のレビュー

あらすじ

「この学校には魔女が棲んでいて、どんな願いごとも一つだけ叶えてくれる」という噂。 絵空事と思っていた生徒の前に、ある日魔女を名乗る女性が現れて……。(「からくさ萌ゆる」より) ある女子校で起こる“不思議で残酷な出来事”を描く3つの連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

女子高、魔女、図書室、憧れの先輩・・・個人的には好きなエッセンスが詰まっており「期待大!」で読んだのですが、ちょっと期待が大き過ぎたのかな~。
3つの短編がもっとリンクしてたり、魔女についてももう一つ踏み込んだ話があったり、不思議な校則のルーツ等々書き込まれてたら満足だったかも。松本先輩や魔女について、せっかくの美味しいスパイスなのにあっさりで味付けで物足りなかった。

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2014年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

☆三つけたけど、実際は+0.5くらいかな。
魔女が棲む学校というのは話の切っ掛けとしてはよいと思う。そこからおお?っと引き込んでくれる。
ただ話自体は大きな事件が起きたり変化が起きたりするわけではないので、そこらへんが期待値大きいとちょっと物足りないかも。しかし登場人物たちそれぞれの気持ちを丁寧に描いていて、好感が持てる。
私は人の細かな感情の機微を描いていて好きな部類。
もう一歩魔女から踏み込んでインパクトのある物事が一つ増えるとさらに面白いかもしれないな。

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2014年01月20日

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