あらすじ
《古(いにしえ)の黒》との戦いの中、「二人の精神世界」に閉じ込められてしまった、前竜帝の息子・ナータスと、現竜帝の息子・離桜(りお)。互いの素性を探らずにきた二人だったが、この世界から脱出するためには二人の「意識下の共有」を増やさなければならないようで……!? 一方、沈黙を貫いていた蒼生魔王・カールがついに動き出す――!! ドラゴン・ファンタジーの傑作「ドラゴン騎士団」次世代ストーリー、ついに完結!!!
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うぉー、難しい!
ずっと前に友達と回し読みしていたドラゴン騎士団の続編があると知って、読んでみました!
絵のかわいらしさや世界観の良さに惹かれてとても楽しく読めましたが、複雑な設定や難解な会話がたくさん出て来て、最後までちゃんと話を理解できませんでした(><)
ところが、最終巻を読んだ後、何気なく前の巻を読んでみるとびっくり!ちゃんと話についていけていることに気付きました。繰り返し読んで、きちんと理解できるタイプの話みたいです。分からないまま読み進むのも結構大切なのかも。また最初から読んでみようと思いました。
なによりも、ファンタジーな絵柄や世界が好きです。押上先生の新作が出たら、ぜひ読んでみたいです。
ドラクエのようなDOD
最後までキャラが変わらないのが良かった。魔王が倒されて終わるファンタジーを踏襲しないのが良かった!!
ザッツが万能だって著者の認識が嬉しかった。盗賊コンビのメンタルは情緒不安定な竜帝の血統に継がれたらいいのにね、なんか竜族ってそうやって生まれるもんでもなさそうだしね……。
読者に明かされない情報や世界観があるのが、往年のファンタジーを感じさせてくれて好き。
最終的にヴィランの物語にページが費やされるのが好き。どのロードファンタジーも課題として、魔王死んだら冒険譚終わってしまうものな。
ガルファクシーみたいのがいて竜族がいる世界、竜族には元魔族も人間も聖霊族もいる、というのが、多様性の表裏ってこういうことよな、というのは恐ろしいとこではある。
カールファンの方が多いんだろうな。
25年前なら残酷ブームだったから、さらに続きを望む声が少女漫画にもあったろうけど、今はどうだろ。
話数を費やしてアイテムの説明したり、細かいとこ掘り下げたりできればもっとポピュラーになったと思うし、実際昔のドラ騎士はそうだったんだけど、それが出来なかったのは出版不況とか出版不況とか出版不況とか、時代のせいもあると思う。
出版不況だからドラ騎士も続編が出た感もある。
pcも厳しくなったし、ゲームじゃないとボリューム的にドラ騎士全部は入らないんじゃ、というのが惜しい。シナリオボリュームに合った媒体というのはあるものな……。