あらすじ
矢作直樹氏が学生時代の生死をかけた登山と、臨床医としての経験をもとに、さまざまな視点から「生きること、生かされること」に対する考え方をご披露。
余生をどのように過ごすべきかという悩みにもお答えします。
生きるのではなく、生かされているのだということ。
医療にどのように接すればよいかということ。
自然が教えてくれるやすらぎと気づき。
安らかな死に方など。
独特の語り口がこころに響きます。
死は100%の確率で、全ての人に訪れるもの、死を恐れる必要はない。
健康の秘訣は、健康であるかないかを気にしないこと。
人と比べるところから不幸がはじまる。
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Posted by ブクログ
前半は登山の話で面白く読んだ。後半は少しぼやっとした感じで、矢作先生が伝えたいことがあるけど、ぼやかしてる感じがして、読む手側に伝わりづらく思いました。見えない世界のこととか、公に言いづらいこともあるのかな。
この本から学んだこと
若くしての病は、何かしら自分に原因がある。そこに気づかないといけない。
老い=病気 老いからの病気は若いときの病気とはまた違う。加齢を含め慢性的なものはあるがままを受け入れる
スポーツは頂点を目指す傾向があるけど、ほどほどの運動が良い。競わない。タイムを気にしすぎない。
「どっちでもいい」くらいの適当さが良い。
Posted by ブクログ
自然や日々生き死にに直面している素直な死生観が潔く、親しみが持てる。自転車やハイキングしてみたくなった。また歴史と、霊的なものの関係にも興味が惹かれた。