【感想・ネタバレ】健やかに安らかにのレビュー

あらすじ

矢作直樹氏が学生時代の生死をかけた登山と、臨床医としての経験をもとに、さまざまな視点から「生きること、生かされること」に対する考え方をご披露。
余生をどのように過ごすべきかという悩みにもお答えします。

生きるのではなく、生かされているのだということ。
医療にどのように接すればよいかということ。
自然が教えてくれるやすらぎと気づき。
安らかな死に方など。
独特の語り口がこころに響きます。

死は100%の確率で、全ての人に訪れるもの、死を恐れる必要はない。
健康の秘訣は、健康であるかないかを気にしないこと。
人と比べるところから不幸がはじまる。

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Posted by ブクログ

前半は登山の話で面白く読んだ。後半は少しぼやっとした感じで、矢作先生が伝えたいことがあるけど、ぼやかしてる感じがして、読む手側に伝わりづらく思いました。見えない世界のこととか、公に言いづらいこともあるのかな。


この本から学んだこと

若くしての病は、何かしら自分に原因がある。そこに気づかないといけない。
老い=病気 老いからの病気は若いときの病気とはまた違う。加齢を含め慢性的なものはあるがままを受け入れる

スポーツは頂点を目指す傾向があるけど、ほどほどの運動が良い。競わない。タイムを気にしすぎない。

「どっちでもいい」くらいの適当さが良い。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

自然や日々生き死にに直面している素直な死生観が潔く、親しみが持てる。自転車やハイキングしてみたくなった。また歴史と、霊的なものの関係にも興味が惹かれた。

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2020年05月22日

Posted by ブクログ

昭和31年生まれ、山好きのお医者さんでしょうか、矢作直樹 著「健やかに安らかに」、2016.8発行、生き方がメインのエッセイです。①病気よりも健康至上主義が怖い ②人は大概のことでは死なない。死ぬときは死ぬが、死なないような気がしていると死なない。物事に本気で対峙していれば、人はそう簡単には死なない ③健康の秘訣は、健康であるかないかを気にしないこと ④過剰診断が多い。病気も天命と割り切るのも、ひとつの考え方 ⑤生きているというのは奇跡である。健やかに生き、安らかに逝く。1分1秒の延命に意味はない。

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2019年04月02日

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