【感想・ネタバレ】メメント・モリ【イラスト入り】のレビュー

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匿名

ネタバレ 購入済み

英田サキ先生らしい

攻め視点から始まりますが、受けの視点もあるのでスムーズに読めました。英田サキ先生らしい内容でした。バイオレンスな部分もありつつ、しっかりとBLでした。

#泣ける #感動する #ダーク

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

舞台はメキシコ。元軍人のエディはある目的を持って麻薬カルテルの牛耳る街へ足を踏み入れる。そこで出会ったのは、麻薬カルテルのナンバー2に育てられ、組織の一員として働く美しい青年アキだった。それぞれの事情を抱えながら、二人はどうしようもなく惹かれ合う。
ときには女装姿で男に近づき暗殺もこなすアキだが、その内面は愛を彷徨う子供。エディに心を許して甘える様子がとても可愛い。エディも、無骨で誠実ながらどこか可愛い。
全体的にダークな雰囲気でストーリーも重ため。エディとアキはお互いに一目惚れといった様子で恋愛の課程はすっ飛ばされている印象だが、そこはそういうものということで…。
恋愛以外の話の核となる部分が作り込まれていて、最後まで楽しんで読めた。DEADLOCKシリーズが好きな人は好きだと思う。

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2015年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

英田先生の海外モノはやっぱり面白い!!
舞台がメキシコ、麻薬カルテルに関わる話なので途中酷い描写があります。お気楽BLではないので苦手な方は注意。
しかしその”戦い”の部分がしっかり描かれているからこそストーリーにぐっと引きこまれます。

エディのさっぱりしているようで女性に優しく、ベッドでは余裕のない雄、な部分がかっこ可愛く、アキはつんつんしつつもエディに惹かれてどうしよう、と悶々としているのがいじらしいです。
終盤のエディの決断には好感が持てる。彼の言葉でアキは自分が生きる意味をしっかり理解したんじゃないかな。

そして、リカルド。終わり方がもうかっこよすぎて!!これぞ映画を締めくくるのにぴったりなワンシーン、という感じ。ニクい。笑
もっと英田先生には海外モノ書いて欲しい。

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2015年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「メメント・モリ」とは死を想え、というラテン語です。メキシコを舞台にした、アメリカ人で元軍人のエディと麻薬カルテルの殺し屋として育ったアキとの、死と隣り合わせのドラマティックなラブストーリーでした。
命懸けの恋にハラハラドキドキさせられましたが、興味のなかったメキシコの麻薬戦争について知るいいきっかけにもなりました。コロンビアより物騒かも。

ユカタンとかカンクンとか有名観光地のイメージとは正反対の、メキシコの闇の部分のストーリーです。
アキは、育ての親で組織のナンバー2であるリカルドのために手を汚している少年で、ひたすら彼に愛されたくて残忍なこともしてしまうし自分の命すらも捧げたいと思っていて、始めのうちは読んでいて切なくさせられます。なんで報われないのかな、リカルドってマフィアだけあってひどいやつ!と腹立たしくなりました。

そこへ元グリーンベレーの猛者だけど、中身はとんでもなく人のいい兄ちゃんのエディが登場!偶然の再会が重なって、エディとアキはどんどん惹かれあっていき、あっという間に身体の関係までできて相思相愛に。
ふつうならよかったねアキ!ってなるところだけど、組織を裏切る行為へと発展してしまうわ、リカルドにさっそく二人の仲をかぎつけられるわで、ハラハラさせる展開が待ちかまえています…!

エディの男の子を好きになった戸惑いや、その男らしい腹のくくり方とか、アキの小悪魔なところや、その強さの中にある寂しさがすごく伝わってきて引き込まれました。キャラが生き生きと動いてとても魅力的。1本映画を観たような充実感がありましたww

ただ、ちょっと思ったのはこの先二人はどうなるんだろう?ってことですね。メキシコとアメリカではきっとぜんぜん価値観が違うだろうし、生きていくことの意味がまったく変わってしまうだろうし。
エディがそのおおらかさでアキをずっと包んでいってほしいですよね…
リカルドの件でもいろいろびっくりしました。ティコがいれば大丈夫的なw
ぜひその後を知りたいですね。どこかの国で家族そろって…みたいなのを。

エロ的にはさりげなくツボつかれました。辛抱たまらん攻ってかわいいです!!はげしくキュンとしました。

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2015年03月23日

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