あらすじ
ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あとわずか。そんなとき、総一郎の祖母・咲子が「店を継ぐだけの力が彗太にあるか確認したい」と言い出し、彗太は彼女ために一週間、お弁当を作ることになる……。
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Posted by ブクログ
これでちどり亭シリーズも完結しちゃいました。さみしいです。まだまだちどり亭の今後を見ていたいけど、さらに明るい未来が続いていることを願って、、
ラスボスの祖母がでてきて、ちょっと不穏な雰囲気もあったけど、大団円でよかったです。
誰かのためを思ってつくるお料理、お弁当の素晴らしさをこのシリーズ4作で学びました。
総一郎さんの不器用な愛情もしっかり感じられる番外編もかわいらしかったです。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻に相応しい大団円で気持ちがほっこりなりました。面白かったです。
本当に、気難しい人物はいるけれど、心底悪人が出てこないのでほっとします。
料理も美味しそうだし、作るポイントも良いし、作る人物たちの心持ちも素敵です。こんな気持ちで料理出来たら……がんばるしかない。
「人の幸福を願っても、自分の何かが減るわけじゃないのだから、たくさんたくさん願えばいい」
「自分がそうしたいと思ったとき、いつでも差し出せる知識と技術がある」…これは目指したい生き方です。
とても良いシリーズでした。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻!
ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あと数ヶ月。平穏な日々が続くかと思われたある冬の日、意外な人物がちどり亭を訪れる――。
これぞ大団円!という巻だったなぁ。
今回も、味も見た目も美味しそうな料理がたくさんでお腹がすく。笑
今まで知らなかった縁起物のことが学べて良かった。
六つの瓢箪で「六瓢」=「無病」
九頭の馬で「万事馬九(うまく)いく」など。
嬉しい番外編は、総一郎目線。
総一郎と花柚の初デート~思い出のお弁当の話。
総一郎さんのお礼状ににやにやしてしまった♡
「毎日喜びを与えてくれる貴女を妻にした幸福を、生涯忘れず、良き夫であるよう精進する所存です。」
なんて書かれたらたまらないね!
最終巻なのに、いつものようなカラーイラストがないのが残念。。
2021.3再読
花柚さんがお弁当に添えた手紙の返事に「可愛い奥さんへ」と書く永谷氏…!想像できん!笑
彗太のお父さんお母さんポジションの永谷氏と花柚さんがほほえましい。
結婚披露パーティがちょうど今の時期(春分あたり)で、想像しやすくて良かった。
結婚式行きたいなー!
花柚さんたちが作ったウェルカムフードがおいしそうで、せめてイラストで見てみたかった…!
前の感想にも書いたけど、なんで最終巻なのにカラーイラストないの…。
Posted by ブクログ
シリーズ最後となる4作目。花柚と総一郎は無事結婚。彗太と菜月には進展がありませんでした。スピンオフで、二人の今後を描いて欲しいです。