あらすじ
ここは、昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いに、こぢんまりと建っている仕出し&弁当屋「ちどり亭」。店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人で、なぜか毎週お見合いをしている。いつも残念な結果に終わるらしいんだけど、どうしてなんだ? 「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える彼女。うーん、お茶目な人だ。そんな花柚さんが作る最高に美味しいお弁当は、とても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?
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Posted by ブクログ
面白かったです。
美味しそうな表紙のイラストに惹かれて読んだのですが、京都と美食はいくつも読んでいるのにこの本も好きだ!と思いました。
お弁当が美味しそうなのは勿論、京都の上流階級の登場人物たちが濃くて良いです。
主人公の彗太は上流階級ではないので彼が驚く時に同じように驚くのですが、ふわふわしているけどしっかりしている花柚さんも、上からな総一郎さんも良いですが、特に高等遊民な美津彦さんが好きです。
花柚さんと総一郎さんと美津彦さんの幼なじみのやりとり、笑いました。
花柚さんの料理の師匠の藤沢先生の回はしんみりしました。
七十二候も素敵です。
シリーズ続きも楽しみです。この巻で一応の区切りがついているので、ここからどう続くのかな。
Posted by ブクログ
久しぶりに自分で購入した本。
昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いにこぢんまりと建つ、仕出し弁当屋「ちどり亭」。店主の花柚が心をこめて作る最高に美味しいお弁当を食べれば、どんな人でも笑みがこぼれてしまう。ちどり亭を舞台に紡がれる幸せな物語。シリーズ1作目。
初めて読む作家さん。
京都の姉小路通にある仕出し弁当屋「ちどり亭」が舞台。
店主の花柚さんとバイトの大学生・彗。
記録するのが好きな私は「お弁当練習帖」にものすごくそそられた!
読んで良かった!
すごく好きな空気感。お弁当もとってもおいしそうで…。
七十二候に絡めて話が進んでいくのもいい。
ちどり亭に入り浸る、花柚さんのはとこの美津彦さんが好きだわ~(笑)
端午の節句のお重(240p)作ってみたいな。
続編ももちろん買います!
<2021.3再読>
ちどり亭が近所にあったら絶対に常連になる!!
季節のものを取り入れた、品数の多いお弁当が本当においしそう。
自分のお弁当を預ければ、そこに詰めてくれるのもありがたい。
店主の花柚さんはお嬢様でおっとりした雰囲気なんだけど、しっかりとした芯があって、いいこと言うんだよね~。
<2026.1再読>
昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いにこぢんまりと建つ、仕出し弁当屋「ちどり亭」。店主の花柚が心をこめて作る最高に美味しいお弁当を食べれば、どんな人でも笑みがこぼれてしまう。ちどり亭を舞台に紡がれる幸せな物語。
この花柚さんの言葉は、何度読んでも心に響く。
“「ファストフードもたまにはいいけど、食べ物を全部人任せにしてちゃだめ。ごはんに納豆と卵かけるだけでもいいんだから。お味噌汁だって、具を入れてお湯に溶かすだけで完成っていう、便利なだし入りのお味噌もあるのよ。もちろん栄養だって大切だけど、それよりも大事なのは自分で自分の生活をオーガナイズすることよ」”
外食やコンビニご飯が続いた時、自分で炊いたご飯と納豆だけでもめちゃくちゃおいしかったのを覚えてる!
季節ごとの食べ物、昔ながらの縁起ものや験担ぎなどが知れるのもいい。
季節の行事を大切にしたくなる。
花柚さんと永谷さんのところはニヤニヤしちゃう。
Posted by ブクログ
第1章から心和む素敵なお話で
登場人物全員が優しい雰囲気に包まれている。
花柚さんがとっても可愛らしいです。
出てくるおかずがどれも素敵で、
ひとつひとつが細かく描写されています。
料理を作っている過程の説明が丁寧で
レシピ本みたい。
「弁当は持ち運べる家庭だ〜」の部分で
学生の頃はお昼休みになると
友達同士で弁当を見比べたりしていました。
けどひとつも同じお弁当はなくて、
色んな家庭があるってこういうことかと思いました。
Posted by ブクログ
京都の小さなお弁当屋さんが舞台のお話。
登場人物に悪人がおらず、一切嫌な気分にならずに気軽に読める一冊。
花柚さんの言葉「お弁当は、家を出た家族が遠く離れたところで食べることを考えて作ったものでしょう。持ち運べる『家庭』なのよね。自分のためのお弁当だって、未来の自分のための思いやりなの」
に感銘を受けた。お弁当を作ってもらえることの有り難みを教えてくれ、自分がお弁当を作るのも楽しみになった。
花柚さんと総一郎、彗と菜月の今後が気になる。
Posted by ブクログ
先生の所では泣いてしまった。
割とラスト直前まで悲しい結果かなと思ってしまったけど、ハッピーで良かった!
丁寧にご飯を作りたくなる話。