あらすじ
若手イケメン俳優の五十嵐海里(いがらし かいり)は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。
全てを失い、故郷の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず……。
行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二(なつがみ りゅうじ)に拾われる。
夏神の定食屋「ばんめし屋」は夜に開店し、始発が走るころに閉店する不思議な店。
そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて……。
幽霊すらも常連客な不思議なお店で、海里が出会ういろんな人々、そしておいしいごはんの数々。
美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!
※本電子書籍は「最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵」「最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華」「最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ」「最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ」「最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス」を5冊にまとめた合本版です。
感情タグBEST3
心もお腹もあったかい
最初は間違って買ってしまったかと後悔。
でも読み進むうち、若者向きかもしれないけれど年寄りが読んでも十分心に響く本だと分かりました。
悪い人が一人も出て来ない物語は、心温まり、でも決して甘いだけの物語ではなく、いい年をした私も生き方を丁寧にしようと心する読後感。
久し振りに心に響く本でした。
まぁまぁまぁ
なんだろうなーキャラクターに感情移入が出来なくて、つらつら読みすすめ、やっと最後の大師匠の話で面白くなってきたかな、的な。
主人公の海里くんのセリフがたまにすごいクサくてダサいときがある気がするのは気のせいかなぁ、、、
料理の部分だけはすごく参考になりましたが、これって続編あるのかな???
→最初にレビューしてから数年立って、
再度読み直すとおやおやこれは滲みる滲みる
いいお話。数年前は感じらなかった温かい気持ち
少々ウルっと。
いろいろ背負ってるからなのかなぁ。
今、読むととてもじーんとしました。