あらすじ
23歳で始めた家具店を時価総額1兆2000億円・売上高4500億円・経常利益800億円の大企業へと育て上げた似鳥昭雄が、「29期連続! 増収増益」を可能にした 仕事の流儀 を公開。ニトリが追求する「お、ねだん以上。」の秘密が明らかに!
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Posted by ブクログ
1.この本を選んだ目的
ニトリはよく行きますし、何度も買い物をしたことがあります。そんなニトリを成長させた社長の本ということで手にしました。
2.あらすじ
似鳥さんがニトリを成功に導いた取り組みや考え方を綴っています。
成功の5原則を中心として、いろいろな話がでてきます。
・成功の5原則
①ロマン(志)
②ビジョン(中長期計画)
③意欲
④執念
⑤好奇心
①ロマン
ロマンを抱くとは、人のため、世のために、人生をかけて貢献したいという気持ちを持つこと。ロマンとは大志と言い換えてもいい。
②ビジョン
ビジョンとは20年以上先に達成すべき長期の目標です。目標とする数字とそれを達成するまでの期限を入れた、具体的な数多目標を言う。しかもそれは、達成不可能とも思えるほど大きな数字でなければなりません。
③意欲
意欲とは、できそうもないきとに挑戦すること。
リスクを取って挑戦しなければ、ビジョンは実現できない。
④執念
執念とは、目標を達成するまで諦めないこと。
⑤好奇心
好奇心とは、常に新しいものを発見しようとすること。
ビジョンで掲げた数字は、これまで通りのことをしていてはとても達成できない。あるゆる情報を採り入れ、新しいアイデアを生み出し続けないといけない。
新しいものを採り入れるとは、古いものを捨てること。それによって仕事もあなた自身も、どんどん変化していいく。
3.感想
ニトリはよく行くけど、社長の名前だとは知りませんでした。
やはり、物事の考え方、捉え方が成功する人は似ているなぁと、感じました。
この本の中で一番好きなのは、「社員同士も、上司と部下も、社長と社員も、気持ちの上で常に平等、対等でないといけません。」という考え。こんな社長なら素晴らしい。
私も同じ考えで、誰に対しても、さん付けで呼ぶようにしていますが、同じようにしている人は少数派です。多くの会社で、年下は君付けで呼ぶのを見かけますが、これはとてもカッコ悪く感じます。さらに、年下の人が自分より偉くなったら、さん付けに変わるのも経験してますが、やっぱり、ものすごくダサい。上司がその呼び方だと、部下は自ずと同じようになっていく。
なんでわざわざ年齢を意識して、「君」か、「さん」かを考えて呼んでいるんだろうと、笑ってしまう。
4.今後、活かしていきたいこと
私は多くの夢を持っていますが、基本的な達成可能なものを目標にしています。
今後は、それだけではなく、本当に成し遂げたいことを考え、叶いそうにないものでも目標に取り組み、叶えていく取り組みをしたいと思います。早速、目標設定を訂正しました。
また、自分のためにではなく、人のためになることをベースとして考え、取り組んでいきたい。
Posted by ブクログ
ロマンとビジョン。
壮大な目標を立てて突き進むことが仕事においても人生においても一番大事なことである。
20代から頭を使って上手くこなそうとするな、20代は汗水垂らして一生懸命に現場経験を積まなければいけない。
それが30代、40代と大きな礎になる。同じ会社に3年すら勤められないようではどこへ行っても同じ。