【感想・ネタバレ】絲めぐりのこゆび姫のレビュー

あらすじ

有名な冒険家であった曾祖父の血をひくクリフは、あてのない旅の途中、ひとりの少女・サシャと出逢う。柔らかそうな肌、艶を帯びた栗色の巻き毛はしばみ色の瞳に若草色のドレスを着た美しい少女だったが普通とは1つだけ違うところがあった。それは、彼女は赤ん坊よりも小さな体をしていたのだった!? 彼女は倭国という遠い異国に伝わる、小さな人を大きくした魔術具“ウチデノコヅチ”を求める旅の途中だった。クリフとサシャ、そして人間の言葉を話すカラスの自称「教授(プロフェッサー)」カックン、ふたりと1羽の奇妙な旅が始まった! サシャの“大きくなって、小指が赤い絲で結ばれた運命の人と出逢う”という夢は叶うのか? 『真白き雪の降るごとく』『人魚姫異聞』に続く御伽噺シリーズ第3弾!!

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koa

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御伽噺

ヒロインが、人間じゃありえないほど小さいサイズの美少女ですが、ロリっ子に感じないのは「~じゃ」という古風な姫様言葉とちょっと偉そうな態度ゆえでしょうか。尊大な物言いをしますが、終始可愛らしく感じました。

コミカルな部分が多いですがちゃんと恋愛もあり、読後感の良いお話でした。

この作者さんの作品は他にも何作かよんでいますが、文章がとても分かりやすくストーリーにも捻りがあって好きです。

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2022年09月28日

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