【感想・ネタバレ】世界中で迷子になってのレビュー

あらすじ

旅&日常を愛する角田エッセイ待望の電子化。

●アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ●旅の疲れは移動の疲れと言うよりも、野生の本能を始終使っている疲れなんだろう●7月のあたまにセールなんてするなら、金輪際、5月6月に夏物なんて買わないからな!●じつは若いときからずっとサザエの母、磯野フネに憧れていた。●毎日仕事中、ほとんど負け戦ながらチョコ衝動と闘い続けている。・・・・いずれも本文より。
「旅」と「モノ」について、作者ならではの視点、本音が満載の1冊。読み進めていくと「どうして私の気持ちがここにあるんだろう」とびっくりするほど共感するとともに、新鮮な奥深い視点をそこかしこに感じます。そして読後は、心がほっこり癒されます。
--年齢とともに変えざるを得なくなるものが多くある。変えたくなくても変わってしまうこともあるし、進んで自分から変えることもある。そうした変化を私がもっともおそれていたのは、旅においてである。・・・・・から始まる文庫書き下ろしエッセイ「2016年未来の旅」では、歳を重ねたからこそ感じる旅の変化とその想いを共感溢れる言葉で切々と綴っています。
懐かしいのに新しい。そんな魅力溢れるエッセイが電子版で登場。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

角田さんのエッセイ、久しぶりに読んだ。やっぱりこの人の素直で着飾らない文章がとても好き。
全然勝手に親近感が湧いてしまう。

一番最後、旅の本質的な魅力というのは、便利不便に関わらない奥深い「何か」によってもたらされる。そしてそれが何なのかをこの先も考えていくのだろうと締めていた。この明確な答えがあるかもわからない何かを探し続けるのが人生なのかな、と勝手な解釈をしてみたり。

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2024年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

角田さんのエッセイ好きなのね。気取らず自然体で、売れっ子作家さんだけど思うこと考えることは私と似てる!笑える。いつも思うけど友達になりたい。

タイトルの割に、海外旅行の話は1/3くらい?少なかったなあ。あとはお得意の食べ物の話。

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2016年11月08日

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