【感想・ネタバレ】死霊列車のレビュー

あらすじ

本州で発生した致死的急性狂犬病症候群が感染爆発。発病後の死亡率は限りなく100%に近い。この病により、日本は滅びてしまうのか。家族を失った鉄道少年・翔太はトロッコ列車を自ら操り北海道を目指す!

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Posted by ブクログ

パワフルなゾンビホラー。どちらかといえば最近のリメイク版に良くある、「運動神経が良いゾンビ」の恐怖ですね。恐怖感はさほどじゃないけど、危機感は高いです。こんなんの集団に襲われたくないよ……。
同時に感染ホラー。そしてお約束の政府の陰謀。息もつかせぬ展開で、序盤から終盤まで盛り上がります。だけどこういうテーマにはつきものですが、結局のところ、一番邪悪なのは生きてる人間なんですよね……。
ラストもまさしくホラー。この後は……?

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2009年12月30日

Posted by ブクログ

東京と出雲市で発生したダーズ(致死的急性狂犬病症候群)。
「HRV」ウィルスが感染爆発し日本を襲った。
死者はすでに1800万人と推測されて、日本政府は主要機関を北海道に移した。
感染した者は、痛みや感情が無くなり正常者を襲う。
ゾンビと言われて人を襲い噛むことによって鼠算式に患者を増殖させる。
発症後の死亡率は100%に近い。
空路は絶たれ電気の供給もストップして荒野となり地獄と化した日本。
唯一の望みは、北緯40度より北にある地域や感染されてない北海道だった。

島根県の雲南市の15歳の少年・翔太は、家族を失った鉄道少年だった。
感染者(ゾンビ)にいつ襲われるか怯えてた少年は、木次駅に向かう。
車庫に眠ってるトロッコ列車「おろち号」に生きる希望を託したのだった。
「おろち号」を見つけ少年は、まだ生きてる人々を助ける。
生きる希望を持って列車は、ダーズに感染した日本を北へ北へと走り出す・・・。

と、言う事でパニックタイムリミットホラーです。
この作品も面白かったですね

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

鉄道網が発達した日本らしいゾンビもの。
常に時間に追われる緊張感が良いと思います。じんわりと哀しい気持ちになる読後感。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

ある男性が、狂犬病に似た症状を訴えて病院を受診してきた。やがて患者は、手がつけられないほど凶暴になり、傍にいるものに見境なく咬みついた。咬まれた人間は感染し、次々と人を襲い始める。瞬く間に犠牲者は増え続け、唯一北海道だけが感染を免れていた。その北海道を目指し、島根県木次駅から一本の列車がひた走る、パニックホラー。

いわゆるゾンビものだが、鉄道に詳しい人や興味がある人は、より一層楽しめるかもしれない。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

物語の設定上、ゾンビでは無いけれど、広く見ればゾンビパニックもの。
電車好きの少年が電車を運転しつつ日本を縦断するというところが特徴です。
妙に路線の説明が多いところを除けば、生き残っている人間間でのいざこざとか、同行する自衛隊とか、オーソドックスな作りだと思います。
落ちがあまりに既視感のある感じで、ちょっと蛇足感あり。
可も無く不可も無く。

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2020年11月08日

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