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憧れの中川さんが…
インザクローゼットが面白かったので、こちらも読みました。
こちらも面白く一気読みしました。
どちらかというとインザクローゼットの方が面白いです。
富裕層の令嬢中川さんが一気に墜落していく物語だけど、お母さんが1番悲劇のヒロイン演じてるわりに、したたかな女性に感じました。
終わりがモヤモヤで続きが知りたいです。
この終わりだと、中川さんの顔が気になり仕方ありません。
いきますね
中川さん
行っちゃいましたね
一気に
お母さんの奔放さに瞬きが出来なくなるくらい
嫌悪感が溢れました
彼女は気高く、雄々しく
苦しくなるほどいっぱいいっぱいになっても
まるで平均台の上を歩くように
美しく見えるけど、怖かったんだろうな
不安だったんだろうなと
切なくなりました
東京娼女
インザクローゼットシリーズを久しぶりに読みたくなりました。
「東京娼女」は、インザクローゼットのスピンオフ的内容の小説なので前作を読まれてからの方が楽しめると思います。
佐和子=さやか 中川さんの堕ちて行く過程があまりにも急激過ぎて最後は後味の悪いバッドエンドになりました。
これはこれで良いのかな?
匿名
うーん ネタバレあり
ライン漫画でインクロを元にした漫画が無料になっていて読んで思い出しなつかしくなってインクロとこれを10年以上振りくらいに読みましたが。。
元が携帯小説なので、文章力や構成力にケチをつける気はもとからないのですが
単純に話としてラストの終わり方がバッドエンド過ぎて胸糞が悪いのとさやかのキャラクターが清廉潔白すぎてつまらないかな。
インクロの方はかなり荒削りだけど勢いがあって主人公のキャラもぶっ飛んでいて笑えるシーンがあったけどこっちはないし。
インクロのレイナの根源が悪ならこっちのさやかは善って感じかな
そこが決定的な2人のヒロインの違いで、個人的には面白くありませんでした。
父親の愛人の店に潜入して愛人を潰すくだりくらいまでは読めたんだけどね。潰すなら徹底的にやってほしかったし、もう他人なんだからとかで片付けないでほしかった。
当時はモ○ゲーで無料で読めたから読んだけど、正直これに1500円払ってまで読みたいかというと微妙。
それくらいラストの終わらせ方が雑だし、リアリティがないです。
高学歴で23なら普通にデスクワークとかのもうちょっとマシな仕事とか、外見がいい設定だから受付嬢とかあると思うし。
いくら世間知らずのお嬢様でも、何百万もするブランドもののバッグと現金5万が入った財布を鍵もかからないロッカーに入れてその場を離れる人なんていないと思う。さすがに。
なんとなく、作者は男性嫌悪みたいなものがあるんじゃないかなっていう思想の偏りも感じて読みにくかった。
金持ちが愛人を囲うなんてよくある話だし、たしかに身内がやってたら気持ち悪いけど結局は利害の一致でしかないんだよね。
貧富をテーマに描くなら、その本質にまで迫ってほしかったなと思った。
当時インクロシリーズを読んだ時は中学生くらいでその時はヘヴィな読後感があったけど、大人になってから読むと色々矛盾や薄っぺらさに気付いて大人になったんだなということを実感しました。
インクロファンでないと
大ヒット携帯小説インザクローゼットのスピンオフに当たる本作ですが、インクロファンの方以外にはオススメしません。
携帯小説は思いつきとノリで書かれても媒体上楽しめるものですが、長編の単行本として考えた時、作者の構成能力のなさが浮き彫りになり、読んでいて非常にテンポが悪い。
起承転結の転が物語の半分くらいのところにきてしまっているので、残りの部分はダラダラと話がとっ散らかり、主人公の行動原理が明確でない。
インクロシリーズはキャラクターの良さというのが一つの魅力なので、本作においてその良きキャラクターであった中川佐和子の崩壊っぷりが悪い意味で際立っている。
カタルシスがないというのは読んでいて辛いものがある。救いがないのはインクロも本作も同じだが、境遇において元々何も持たざるものであったレイナが主役のインクロより、富める者から自分の主義に則った結果悲惨な結末を迎える本作の方が、やり場のない感情を抱かざるを得ない。
レイナは焼身自殺することでけじめをつけカタルシスを得たが、本作はまだどこどこまでも続く深い闇の入り口であり、溜まった他のキャラクターへのヘイトも解消されぬまま、ぶつ切りにカットされたように終わる。
主人公の立場の変化に従って、生活描写にツッコミどころも多く見受けられる。作者の社会的経験のなさが良く伝わる。そういった意味では物知らずの作者自身が虚構を重ねるレイナみたいなものだろう。
そもそもインクロを読んでいないと描写的に分からない部分もあるので、未読の方には最初にも書いたがオススメしない。