【感想・ネタバレ】身勝手な純愛のレビュー

あらすじ

総資産千億を越える菊理家御曹司、精悍な容姿、カリスマ性……形成するすべてが人を惹きつけてやまない魅力を持つ男・菊理鷹邦(くくり・たかくに)。その鷹邦と幼なじみで菊理家顧問弁護士である永紀(えいき)は、絶縁中の彼と祖父を和解させようとする。そんな永紀に鷹邦が和解する代償として求めてきたのは“永紀自身”だった。覚悟を決め、傲慢で不遜な彼に抱かれるが、鷹邦の愛撫は溺れるほど優しくて――。歪んだ愛が交錯する、ラストラブ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 菊理鷹邦は、とある百貨店経営者の御曹司。
 けれど、彼はその仕事をヨシとせず、自身で会社を立ち上げ、地元企業を支援していた。
 鷹邦の祖父に恩がある永紀は、なんとか鷹邦に会社を継がせようとするが、その代償として、鷹邦から求められたのは、永紀自身だった。

 物語はテンポもよく。
 どれだけ鷹邦が永紀のことが昔から好きだったのか。
 鷹邦が永紀のことが好きでやった行動が、どれだけ誤解を招く迷惑行為だったのか。
 そして、気持ちが伝わらなくても、鷹邦が永紀をどれだけ大切に思っているのか。
 というのがわかりやすく描かれています。

 なので、間延びもしてないのでよみやすいと思います。
「気づいてないのは求められた本人だけ」という王道なお話が好きな方にはオススメします。

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2019年11月19日

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