あらすじ
総資産千億を越える菊理家御曹司、精悍な容姿、カリスマ性……形成するすべてが人を惹きつけてやまない魅力を持つ男・菊理鷹邦(くくり・たかくに)。その鷹邦と幼なじみで菊理家顧問弁護士である永紀(えいき)は、絶縁中の彼と祖父を和解させようとする。そんな永紀に鷹邦が和解する代償として求めてきたのは“永紀自身”だった。覚悟を決め、傲慢で不遜な彼に抱かれるが、鷹邦の愛撫は溺れるほど優しくて――。歪んだ愛が交錯する、ラストラブ。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
菊理鷹邦は、とある百貨店経営者の御曹司。
けれど、彼はその仕事をヨシとせず、自身で会社を立ち上げ、地元企業を支援していた。
鷹邦の祖父に恩がある永紀は、なんとか鷹邦に会社を継がせようとするが、その代償として、鷹邦から求められたのは、永紀自身だった。
物語はテンポもよく。
どれだけ鷹邦が永紀のことが昔から好きだったのか。
鷹邦が永紀のことが好きでやった行動が、どれだけ誤解を招く迷惑行為だったのか。
そして、気持ちが伝わらなくても、鷹邦が永紀をどれだけ大切に思っているのか。
というのがわかりやすく描かれています。
なので、間延びもしてないのでよみやすいと思います。
「気づいてないのは求められた本人だけ」という王道なお話が好きな方にはオススメします。