【感想・ネタバレ】ゴースト・ギャロップ ‐蒼空の幽霊機‐のレビュー

あらすじ

弱視を理由に軍を解雇された【撃墜王】ヴェロス。エアレースで日銭を稼ぐ彼の元に、無制限渡洋大レース「亡霊大騎行」開催の報と、伝説の「幽霊機」の噂が舞い込み――?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

初のミリタリ小説
初のライトノベル系作品

ご縁があって気になったので手に取らせていただきました。
主人公<ヴェロス>の豪快さといい、空を掛ける飛行機たちの清々しさといい、読んでいて気持ちのよくなる一冊だったように思います。
既に絶版しちゃっているとのことらしいですけど、今後新たに読まれる方のために軽い感想を書いておきます。もしよければ、ご参考までに。

【本作の魅力】
・主人公が豪快で、性格がわかりやすい。真っ直ぐで無鉄砲なところが魅力的である
・ミリタリ系の専門用語がキツすぎなくて、知識のない人でも割と読みやすい。
・感情のぶつかり合いを軸に据えた台詞が多く、10代の方とかでも楽しめるのかなと思った。

【物足りないと感じた点】
・主人公以外のキャラクターが影が薄いように思う。さらりと読んでしまったけど名前もほとんど覚えていない。
・飛行機の戦闘ではなく、レース中心の物語なので映像的な魅力が薄い。文体が普通というか説明口調に書かれているので、動きを体感できるような表現は見受けられなかった。ただ、レースに絞ってアイデアを厳選したのは、一般化されていないという点で非常に良いと私は思う。

0
2024年04月01日

「男性向けライトノベル」ランキング