【感想・ネタバレ】悪魔のような公爵一家IIのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年12月31日

【感想】
・意外に面白かった作品の第二巻。今年ラストの読書はこれにしようと画策してタイミング合わせた。
・たぶん第二巻で大団円やね。ちょっと残念。もっとお付き合いしたい気分。

【一行目】吾輩、グリード=ラクトスの自宅……ラクトス公爵邸には今、家族全員が揃っているのである。

【内容】
・ジェイクと...続きを読むアネッサの婚約パーティーの家族会議の最中、エルザが社交界デビューしてないことに気づき、ついでにやることになっちゃった。
・ジェイクとアネッサのデート。
・エルザの縁談。成立するのか?
・四大魔導王の会合。
・アルトによるラクトス一味の暗躍の秘密を暴く調査。ある意味たいした能力かもしれない。
・そしてついに王子によるラクトス一味の糾弾が始まり驚愕する面々。


▼ラクトス一家についての簡単なメモ。

【悪魔の贄】人身売買組織。実在するかどうかは不明。
【アグロ】→大臣
【アゾリアス王国】武力により周辺に圧力を与え平和を維持している脳筋国家。引き換えに政治と財務管理が極端に下手なので大臣が政治を、財務をグリードが一手に引き受けている。
【アネッサ】ラル=ニゼット伯爵の娘。ジェイクのお見合い相手。他者から恐怖される魔導特性を持っており友だちができない。二つ名は「水底」。瞳にハイライトが入っていないタイプ。デフォルトの笑い声は「クヒヒ」。中身は奥手で可憐な娘さん。声をあてるならなるべく可愛く癒し系で・・・花澤香菜さんあたり?
【アルト=アゾリアス】王国の第一王子。ジェイク及びラクトス家が何か企んでいると思い込みその魔手から国を守ろうと一人で右往左往しているが誰も気にとめていない。まあ、ヒマなんやなと思う。声をあてるなら梶裕貴さんあたり?
【暗部】第二巻ラストの方で名前が出てきて、ラクトス一家の悪評がグリードの耳に入らないよう大臣とともに頑張ってきたらしいことがわかる。
【ウェルト】ラクトス家の筆頭執事。ディーボルトが現役の頃から仕えている。
【ヴォルガ=サルカ】獄炎の魔導王。四人の魔道王の一人。赤毛でガタイの良い老人。武闘派で自ら生み出した炎の武器を駆使して闘う。炎に質量を持たすことができる。
【エルザ=ラクトス】グリードとリリアナの長女。紅く長い髪がうねる。アゾリアス王国騎士団重装騎士隊の副隊長。つねにフルプレートの鎧を身にまとっているというより鎧大好き人間で鎧を着るために騎士団に入った。他の者なら身動きひとつ取れないほど重い特注の鎧を着て軽装の兵並みの速度で動きさらに重い両手剣を軽々と振り回す。通り名は「地獄の漆黒魔騎士」だが第二巻で「公爵令嬢ですわ!」を二つ名にしようとアホ隊長が言い出す。父はすでに結婚を諦めている。「うる星やつら」の鎧娘をイメージすればええやろか。あれよりは図々しいが。
【王様】→レオン
【オリヴィア=コールフィールド】公爵夫人。リリアナにビビってる。
【騎士団長】最強と噂される男。
【グリード=ラクトス】ラクトス家の当主。巨漢で肥えており悪徳執政として恐れられている。何よりも顔が恐ろしい。実際は財務管理の書類仕事が好きなただのおっさんなのだが彼がいないとあっという間に国の財政破綻が起こりそうなので執政という重要な地位をあてがわれている。かなり繊細で、自覚している怖い顔を恐れられるとすぐに落ち込んでしまう。刺身と吟醸酒が好き。声をあてるなら大塚明夫さんあたりかな。
【クリスティナ=テイザー】魔術の魔導王。白髪に灰色の瞳の老婆七十五歳。四人の魔導王の一人。魔導特性を持たない魔術師。魔術式の大半は彼女の作。
【クレア=アゾリアス】王妃。リリアナの友人。
【黒と赤】ラクトス家を象徴する色。
【腰抜かし】重装騎兵の新人。エルザの咆哮に腰を抜かしてしまったせいでつけられたあだ名。
【公爵家】四つあり、アゾリアス公爵家は王位に就かなかった王族の受け入れ先。ルオゾフ家は現国王と血がつながらない王家の血筋。強い者でないと王になれないお国柄故退かざるを得なかった場合。コールフィールド家は遠い昔に吸収した王国の王族。ラクトス家はディーボルトに与える褒美として創設された家というのが表向きで、実は国の経済破綻を免れるにはグリードの高い財政能力を国内に留めておかねばならず、そのための方便。
【強欲な幽霊】窃盗集団。実在するかどうかは不明。
【ジェイク=ラクトス】グリードとリリアナの長男。長身細身。つり目。祖父のディーボルトと同じく影魔法を自在に操る。その影が蛇にも見えることから魔蛇の化身とも呼ばれる。にやにやしながら何かを企んでいるような不敵な面構え。デフォルトの笑い声は「キシシッ」。実際は人付き合いが下手な好青年。声をあてるなら緑川光さんかな。
【新月亭】異国料理(和食に近いようだ)を出してくれる店。大将はグリードといい勝負の怖い顔。ゼンもこの店の料理が気に入った。
【ゼン=ヘリックス】軽装騎兵の若きエース。アルト王子の信頼も厚くラクトス家の企みを暴くためにつかわされるが逆にラクトス家の面々の素晴らしさに魅了され寝返る。ちょっとラクトス家を美化しすぎているきらいがあるが。エルザの婿候補の一人。声をあてるなら島﨑信長さんあたり?
【隊長】王国騎士団重装騎士隊隊長。エルザの上司。プレートアーマー越しのエルザの言葉を聞き取ることができる数少ない人物の一人。エルザの婿候補かもしんない?
【大臣】アゾリアス王国の政治を担っている気苦労の多い人。グリードがその顔のせいで危機に陥ったとき風のように現れて事態を収束してくれる。そのために老骨に鞭うって走り回っているので子どもたちからは「疾風爺さん」と呼ばれている。第二巻のラストでようやくアグロ=ローレン=オルゾヴァ=ルオゾフという名前が明らかになった。ルオゾフ家の当主。声をあてるなら迫力ある玄田哲章さんなんかいいんじゃね?
【ディーボルト=ラクトス】グリードの父、戦争を幾度も勝利に導いた英雄。宵闇の魔導王とも呼ばれる。魔導王と呼ばれる他の誰よりもはるかに抜きん出ているため、ディーボルトを別格として他の魔導王は四天王と呼ばれたりするらしい。本当は戦争なんて好きじゃなく、人も殺したくないお爺ちゃん。声をあてるならチョーさんとか。
【テレシア】ラクトス家の筆頭メイド。
【テレット=シーカー】錬金の魔導王。四人の魔道王の一人。六十一歳で四人の魔導王の中では最年少。黄金を錬成できる唯一の錬金術師。
【ナコ】ジェイクの使い魔である黒蛇。女性。ジェイクのお見合い話が進んでいまひとつ浮かない顔。
【ニヴ】白蜥蜴で琥珀色の瞳、アンバーリザード。アネッサの使い魔。気障な紳士っぽいタイプ。スライムの関節をきめることができる凄腕。声をあてるなら杉田智和さんかな。
【ニコル=ドラーク】アゾリアス魔導組合組合長。ディーボルトを尊敬している。
【バローデル】チェスっぽいボードゲームだが二十一かける二十一の四百四十一マスの盤。魔導師の思考訓練に使われる。
【ハンス】王子。武術の才がなく王位を諦め政治を学んでいる。第一巻では名前だけは出たが未登場。第二巻ラストでようやく登場。けっこう大物感ある。大臣の下で政治を学んでいる。
【ヘリックス子爵】ゼンの父。筋肉質で大柄。息子と同様、ラクトス家を神聖視している。
【メリーちゃん】リリアナのペット(使い魔)の大蜘蛛。体長六十センチくらい。雑食性だが主に害虫を食べてくれている。毒を持たないクリムゾンアイという種類でその名のとおり目が紅い。人と同程度の寿命を持ちリリアナとほぼ同じ歳。ナコは「姉御」と呼んで慕っている。声をあてるなら悠木碧さん? 他でも蜘蛛をやるみたいやし。田中敦子さんがリリアナと二役やるのもいいかも?
【ユウガ】新月亭の大将の息子。ジェイクの数少ない友人。とてもシャイでいつも口元を隠すような布を巻いている。
【ラクトス公爵一家】最大大陸ヴラニスカ大陸の最大国家にして武力国家アゾリアス王国の中でも恐れられている一家。
【ラル=ニゼット伯爵】執政補佐。財務管理の心得がある。魔導一家にうまれた魔導エリート。ラクトス一家に関する恐ろしい噂が事実無根だと知っている人物の一人。常に優しそうな微笑みを携えた整った顔。スキップで手足がいっしょに出る癖を克服した。
【リゼータ】魔導国家。アゾリアス王国に隣接する。この国の魔導師はアゾリアス王国における騎士の位置付け。魔導師の思考訓練に使われるバローデル発祥の地。
【リノア=ヴェール】ディーボルトの弟子的存在にして難解なディーボルトの言葉の通訳。魔導に生きる者。リリアナの姉。実はディーボルトを尻に敷いている。ある意味この話の中で最も怖いお人。離れた場所でもその行き遅れを噂にすると大気温が低下し蛇は冬眠してしまう。《幸せな奴はみんなくたばれ!!!》p.224
【リリアナ=ラクトス】グリードの妻。黒髪ロングの妖艶な美女でいつも大型の蜘蛛を連れていることからアラクネ公爵夫人と呼ばれている。彼女の機嫌を損ねたものは蜘蛛の餌にされてしまうともづぱらのウワサ。タレ目。グリードに一目惚れしたらしい。彼女にとってはかっこいい顔なのだ。性格はかなりおっとりしている。声をあてるなら田中敦子さんかな。
【レオン=アゾリアス】国王。武力が必要ないときは手持ち無沙汰。思ったことが口に出るタイプだったがそのせいでいろいろ痛い目に合ってる間にいくらか学習はしたらしい。声をあてるなら三宅健太さんとか?

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