あらすじ
仕事ができる人はバランス感覚に優れている。論理的な思考力が高いのはもちろん、コミュニケーション上手でもある。ロジカルリスニングとは、「思考力(考える技術)」と「対人力(聴く技術)」の2つを統合したスキルのこと。職場のコミュニケーションを円滑にし、付加価値を上げるために欠かせないビジネスパーソンのコアスキルの鍛え方をわかりやすく解説する。年間2000人以上のビジネスパーソンを指導する第一線コンサルタントが、秘伝のスキルを伝授!
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Posted by ブクログ
著者は船川淳志。
何か聞いたことがあります。
私営業です。
セールスマンチックなガツガツ営業ではなく、
よく言うコンサルティング営業なんだと思ってます。聞く力って重要だと思います。
聞く力というかコミュニケーション力?
社会人になるまではコミュニケーション能力ってのを十分理解してなかった(会話できるとか、挨拶とかそんなのイメージしてた)。
質問→答えになってない、
結論の無い意見(想いのみ)、
理由の無い結論。
よく怒られた。
この本はコミュニケーション能力ってこういうことだよね、と確認できる本だと思いました。
ただ本のストーリーが上手くないというか、
読み進めるまで、何を伝えたいのかよく解んなかったのがストレス。
読み終えて思うに、ポイントはそんなに多くなくて、要点を意識した日頃の訓練が大事なんだと。
1.概要
ロジカルリスニング=思考力+対人力。
コミュニケーションに必要な思考力の解説。
リスニング技術(対人力)の解説。
2.ポイント備忘録
・コミュニケーションは受け手が決める。
・いつも心に氷山を。
・「が」に注意。
・ミラリーリングとリフレージングとパラフレージング。
・100%?→じゃあ0%?妥協点はここだよね。
・発言がパフォーマンスになるのは残念(→反省)
Posted by ブクログ
コミュニケーションをとる際には、お互いが普段意識しない「氷山の水面下の部分」、つまり隠れた前提に注意を払うこと
コミュニケーションは発言者の意図ではなく、受け手が決める。
思考を活性化するために
1.思考力に限界はない:考え抜けば答えは出る
2.一問十答、一問百答:正解は一つではない
3.両面思考のすすめ:ものごとのプラス面とマイナス面を見る
4.ことばを研ぎ澄ませ:一人連想ゲームのすすめ
5.思考モードをシフトする:拡散と絞り込み、スピードとしつこさ、抽象性と具体性を意識的に選択する
6.いつも心に氷山を:見えない問題を考える3つの質問(Why? So What? What if?)
7.汝を知れ:自己認知力を高める
クリエイティブ思考(創造、何かを作る、生み出す力)とクリティカル思考(筋道を明確に推論しながら組み立てる力)
クリティカル思考に必要な規範は
1.因果関係の3原則(時間的順序【原因は結果の先に発生している】、共変関係【片方が変われば、片方も変わっているか】、第三変数の排除【原因以外の要因が影響していないこと】)
2.集合論
3.演繹と帰納