【感想・ネタバレ】星の旗【上下 合本版】のレビュー

あらすじ

元特攻隊員の木島を不幸が襲った。暴力団・大門組によって、想いを寄せた女性が毒牙にかかり、娘一家が心中したのだ。木島はかつての戦友達とともに、たった7人で復讐を果たすことを誓うが、大門組の背後には黒幕となる政治家の存在も浮上し――。
※本電子書籍は『星の旗 上』『星の旗 下』を1冊にまとめた合本版です。

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星の旗(上下)

戦時中特攻隊の生き残り木島は、今や70歳過ぎの老人であった。警察も当てに出来ない町で、暴力団、大門組や一誠会が政界の黒幕の配下となってうごめく。

大門組に親族を自殺に追いやられ、知り合った若い娘、香子を廃人同様に犯された木島は、特攻隊時代の仲間七人を集め、暴力団と戦う。平成天誅組と呼ばれるにいたり老人達の生気はよみがえり、戦時中に隠された兵器を入手し、暴力団を相手に活劇風なストーリー展開となる。

この小説、著者定番の社会派推理からは少し外れ、映画007(初期)の活劇ストーリー風になっていく。

しかし「終章」では、森村氏の筆がさえる、涙が滲んできた。5つ星である!

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2025年03月11日

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痛快復讐劇!

特攻の生き残りの老人たちがヤクザを相手に闘う姿がとても気持ちがいいです。こんなカッコいい老人になりたいと思った作品です。

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2016年08月18日

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