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Posted by ブクログ
シリーズ6作目の本編、胆が座った主人公「珠世」の言動が一家と周りの人達の気持ちを救っていく様子、後半にはドンドン面白さが加速して行って寝不足になりました。
笑窪が人をホッとさせる「珠世」には、まだまだ出番が沢山ありそう。
ポジティブシンキングは今のご時世に必要な事かも知れません。
Posted by ブクログ
久々のお鳥見女房。いつも、読んでいる時も、読み終わっても、心がホッとする好評シリーズ。
娘に「胸が張り裂けそうに悲しいことでも、十年たてば思い出になるものですよ」と、語りかけるやさしさ、常に「あきらめてはならぬ、前を向いてさえいれば、物事はよいほうへ動いてゆく」を心持としている、主人公珠世のキャラクターが魅力的。時代物だからこそ描けるホームドラマといえようか。
Posted by ブクログ
結局は礼も弁明もしないまま出てゆくことになってしまった。後ろめたく、心苦しい。しかし一方では、これでよかったのだ、とも思った。なにを言っても、いや、言えば言うほど、二人を苦しめるだけだろう。