【感想・ネタバレ】ビジネスモデルの教科書【上級編】―競争優位の仕組みを見抜く&構築するのレビュー

あらすじ

ビジネスモデルの定番書籍『ビジネスモデルの教科書』、待望のプロフェッショナル版。合計100パターンを超えるモデルの例と、100社を超える実例から図解。また、前作よりもさらに「ビジネスモデルを構築」するためのヒントを拡充。IoTやビッグデータを有効に使うためのヒントも見えてくる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は今枝昌弘氏。PwCやIBM、RHJHとかを経て独立。「ビジネスモデルの教科書(基礎編)」がとてもよかったので上級編も購入。

感想。知らないことがたくさん記載されている。が、哲学的なというか、余分な言葉を削って何か普遍的な心理の様なというか、概念的というか、表現が何かの高み過ぎて僕程度には上手く吸収できなかった。
きっとすごいことが書いてあるのだろうけど。

備忘録。
・アズ・ア・サービス:サービスとして。リコー、富士ゼロックスとかのコピー機を販売するのではなく、機能をサービスとして提供するモデル。顧客がすべてをサービス提供者に任せる為、要員やノウハウのを自ら用意するのが難しくなり、自ら購入する形に戻れない、というのもポイント。
・ハイエンドからの参入:ハイエンド商品は規模の経済が効かない為に既存の競合が参入障壁をうまく築けない。ハイエンドなので、市場がニッチで、大量生産に向かないから、規模の経済が効かない。
・ローエンドからの参入:QBハウスやLCCとか。顧客に提供する機能を減らし、コストを下げたり。
・顧客の定義の妙は面白い。食べログは検索者向けの広告収入。ぐるなびはお店側への広告収入。
・顧客獲得の仕組みが軽視されていないか、という問題提起。会計上認識できないことも要因の一つ。でも顧客獲得のビジネスモデルはある、例;フリー。
・新規顧客獲得コストは、既存顧客獲得コストの5倍。それくらい既存顧客の維持は有効。
・資源の動的アロケーション:銀行ATMの相互利用や、海運会社が相互に船を融通しあうこととか。少ない設備投資でサービスの価値を高める。
・アグリゲーター:インテグレターとは異なり、提供価値やリソースを集約・編集・比較・検索などを可能にすることで価値を提供する。価格ドットコムとか。アグリゲーター自身がアグリゲートされるのはリスク。
・定額制:食べ放題もこれ。粗利率が高いビジネス向き。

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2016年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【ビジネスモデルのパーツ】
ー戦略論的な要素ー
・対象市場の定義
・提供価値の定義
ー顧客ー
・顧客案件の獲得
・顧客の維持
ービジネスを維持する構造ー
・サプライチェーン
・資源の獲得の仕組み
ー競争優位を生み出す仕組みー
・好循環→KFSが循環の中で強化されていく仕組みにする必要がある。
・ライフサイクル
ー財務の仕組みー
・コストモデル
・レベニューモデル
・全体財務モデル
ー事業間の仕組みー
・アライアンス
・コーポレート

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2016年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上級編の前のものを改めて本棚から出してきて、連続で読んだ。
ケーススタディ風で読み進めやすかった。

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2016年09月09日

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