【感想・ネタバレ】中川政七商店が伝えたい、日本の暮らしの豆知識のレビュー

あらすじ

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奈良に本店を構える中川政七商店は、300年の歴史を持つ高級麻織物の老舗で、最近は日本の伝統工芸や伝統の素材をベースに、現代的なデザインを取り入れた暮らしの道具を集めたセレクトショップを展開しています。伝統工芸品をプロデュース、セレクトしたセンスの良い雑貨、日用品は、多くのファンを集めています。本書では、中川政七商店のバイヤーが日本各地の生産者の方々にお会いするなかから学んだ、工芸の品々を日常で気負いなく使いこなすためのヒントや、知っているようで知らない暮らしの豆知識などを、季節感を楽しむ歳時記とともに紹介しています。毎日が楽しくなるすてきな普段づかいの雑貨や、ハレの日のちょっと贅沢な逸品、ぜひ試していただきたいおやつのレシピ、贈り物に喜ばれるしゃれた実用品など、きっとお気に入りのアイテムと出会えるはず。

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Posted by ブクログ

ここ最近、季節をあまり意識しないで生活してきたことに、本を読んで気が付かされました。
個人的には師走に下着などを新調して、新しい春を晴れやかな気持ちで迎える、というのが印象に残っています。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本で暮らす私たちが、月の移り変わりを感じながら季節ごとの暮らしの豆知識を紹介されている本。
そこに中川政七商店が提案するエッセンスも加えられており、物を大切に選び使うことも意識させられます。

時間にゆとりを持ち、季節やその時の家しごとを大切にする暮らしぶりを目指したくなります。

本自体はわたし自身が目指す暮らしにすごく近いのですが、今の生活スタイルではなかなか難しいのが現実なので☆3にしました。

全てを取り入れるのは難しいですが、
今やっている
・お正月のおもちや七草粥

に加えて、
・おいしいお茶を淹れること
・お米を土鍋で炊くこと
・暮らしの道具を見直すこと

は取り入れていきたいなと思います。

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2021年11月02日

Posted by ブクログ

 中川政七商店編、暮らしを楽しむために、時節と道具に焦点を当てた本。豆知識の部分は各月を旧暦でみたときに、季節にある言い伝えやそれにまつわる小物を紹介している。
 睦月、正月は、年神様を迎える場所を清める注連飾り(しめかざり)、迷わぬように門松、お供えものに鏡餅と伝統的な飾りがある。
 如月、寒仕込みといって、雑菌がもっとも少なく味噌作りに適した時期。
 弥生、ひな人形、からの小物。便利なカバンと小物を揃える。新生活の季節だ。
 卯月、お花見。ピクニック。
 五月、あたたかな春の雨、新緑。園芸。端午の節句。「おふろでちゃぷちゃぷ」という山のくじら舎の商品を紹介。
 水無月、入梅つまり梅雨入り。雨とあじさい。じめじめ。
 文月、夏が近づく。手ぬぐい押し。
 葉月、豆入りのまくら、鳴り口、富士山グラスでビールを飲み。そして、夏の旅支度。
 長月、酒に菊を浮かべた菊花酒。銅や錫の伝統工芸品。
 神無月、出雲地方の神社では連日祭祀が行われている。良い縁を願いに。出雲大社では神はかりという神様の会議が行われ、縁結びが行われるとか。
 霜月、ごはんが美味しい季節。
 師走、道具を整えて、一年をしめくるる。

 などなど、つらつらと。

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2016年10月08日

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