【感想・ネタバレ】うつの常識、じつは非常識のレビュー

あらすじ

薬に頼らない方針を打ち出している稀少な大学病院精神科の教授が語る、うつ病人口増大の知られざる背景と、うつにならない方法、そしてうつを治すための生活習慣改善法。

うつに関しては、巷間ささやかれている常識のなかに極論も混ざっている。抗うつ薬の効果、激励禁忌(「励ましてはいけない」)の神話、長期療養の問題などだ。それらのなかには、学界ですでに否定されたもの、時代的な使命を終えたもの、一部の患者にしか妥当しないものなどがある。著者はその点を明らかにするとともに、こころの健康を保つために睡眠時間を確保することの重要性を説く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鬱病とうつ病は違うもの。
日本で最も薬を出さない精神科医曰くビジネスマンたちに多い都市型うつ病には抗うつ剤よりも睡眠が効くと。
最低でも6時間は確保してほしいという。

言われてみれば確かに自分がうつ病になったとき、睡眠時間は6時間以下で睡眠の質も最悪だったな。
休職期間もできる限り短くというのは今なら激しく同意できる。
長くなればなるほど復職が厳しいのは本当そうだなと思った。

この先生は職場が原因のうつ病や生活を管理してくれる同居人がいない人、専業主婦・主夫はどういう風に治療方針を決めていくんだろう?

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2025年03月28日

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