【感想・ネタバレ】看守眼のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。
どれも心の奥底にずしんとくるのはやっぱりさすが。
表題作以外はわりと誰にでもおこり得るシチュエーションで、自分だったらどうするかなと考えてしまう。
個人的には「口癖」と「静かな家」が良かった。

0
2019年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅のお共として。6篇の短編集。珍しく警察ものではなかった。いや、警察も2つあったけど。やっぱこの人のは読みやすいし、はずれなしだ。

0
2023年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*刑事になるという夢破れ、留置管理係として職業人生を閉じようとしている、近藤。彼が証拠不十分で釈放された男を追う理由とは(表題作)。自叙伝執筆を請け負ったライター。家裁調停委員を務める主婦。県警ホームページを管理する警部。地方紙整理部に身を置く元記者。県知事の知恵袋を自任する秘書。あなたの隣人たちの暮らしに楔のごとく打ち込まれた、謎。渾身のミステリ短篇集*

ごくごく普通の人の、誰にでもある昏い深部を炙り出すのが本当にお上手。同じ事柄でも、見る側面を変えればこうなるんだ!と唸るばかり。誰にでもある側面ゆえに、そのやるせなさや諦観までも共感できてしまうので、読後感は少々寂しいですが。

0
2019年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるで現代版自然主義文学のよう。
現状に不満を抱いていたり、窮地に追い込まれた人間の必死さや、赤裸々な狡猾さや悪あがきが綴られる。
しかし、最後は小さなどんでん返しのような、それでいて良い意味での人間くさい温かみにも触れられる短編集。
よく出来ていて面白かった。


⚫︎刑事になれず留置所看守として勤め、未解決事件
 を一人追う男と、彼の社報手記を得るために追い
 回す若手女性警察事務員
⚫︎老いた大手企業社長の自叙伝執筆を請け負うフリ
 ーライター
⚫︎家庭裁判所調査員として勤め、思いがけず過去に
 苦しめられた人物の担当になってしまう主婦
⚫︎県警ホームページを担当し、クラッカーに攻撃さ
 れてしまう警察官
⚫︎地方新聞社整理部(紙面の構成・作製)に勤め、
 ミスをしてしまう元記者
⚫︎県知事の秘書として信頼を勝ち得てきたが、
 上司である県知事に『嫌われてしまったかもしれ
 ない』と不安に飲み込まれる県職員

0
2021年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。
ラスト数ページで突然ドラマが大きく動くイメージ。
面白く読めるも、
最後の話などは特にだがあまり心に残らず。

0
2014年11月29日

「小説」ランキング