【感想・ネタバレ】そのオーク、前世(もと)ヤクザにてのレビュー

あらすじ

「私はお前達オークを嫌悪している。特にお前のようなロクデナシをな」

ここは大都アルバストラ。ヤクザである鬼瀬龍平(きせりゅうへい)の意識が覚醒した時、彼は自身が『豚(オーク)』=レイガスという囚人になっている事に気付く。
そんな彼を憎み、だが自ら率いる≪天翼の騎士団≫に迎え入れたのは、ヴィオラというスカイ・エルフの女。
二人は反発しあいながらも惹かれあうように……。

一方でレイガスの自我はあの日から止まったままだ。
――俺はどこにいた、俺は何だ?――

葛藤の中、ヴィオラの身に大都の闇が迫る!
それは前世と現世の因果なのか、答えを求め男は立ち上がる。

戦え、オーク。運命をぶっ壊せ!
第8回GA文庫大賞≪優秀賞≫受賞作。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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色々もったいない

2巻途中までまでは面白く読めたけど、だんだん読むのが辛くなる。
登場人物が死ぬのが辛いのではなく、文章が問題ないのに色々、何だこの超展開の連続という驚きで読んでいて辛い。
迫力優先で、叙述していくと行動や動機がグダグダで、圧倒的な強さを見せた敵が良く判んない理由でさようなら。
強敵が魅力なくて、イィーーッってなる、そりゃないっすよ。
ヒューマンドラマで面白いところもあるんだけど、肝心の見せ場が、イィーーッってなる。
歯医者に奥歯削られてるみたい。
1巻の輝きがイィーーッってなって削れちゃったな。
良いところがあるんだけど、隔靴掻痒もどかしい。

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2021年02月17日

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