あらすじ
「ふたりはいつから同棲してるの?」 こたつを囲んで左には初恋相手の翔子、右には現在進行形でおつきあい中の麻衣。クリスマスまで1ヶ月をきったその日、やむなく始まった翔子との同居生活が麻衣にばれ、咲太は人生最大の窮地に立たされていた。そんな中、中学生翔子が病状の悪化により入院していることが発覚する。「おとなになることは、わたしにとっての夢でした」 そう語る翔子の運命は――。麻衣と咲太の仲に入った亀裂の行方、そしてついに解き明かされる「大人翔子」と「中学生翔子」の秘密。空と海に囲まれた町で始まる僕らの恋の物語、緊迫のシリーズ第6弾がついに登場!
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Posted by ブクログ
青ブタシリーズ第6弾!
今巻のヒロインは牧之原翔子さん…ちゃん?
と言うのも、大学生の翔子さんの中学生の翔子ちゃんのいる世界
それが思春期症候群
幼い翔子ちゃんに迫る死と生への渇望
大人の翔子さんから語られた現実は本当に辛いものであった
未来の翔子さんの胸には、咲太くんの心臓が眠っている
だから、翔子さんの未来か、自分の未来かというとても重たい選択を迫られる咲太くん
麻衣さんの一緒に生きたいという本音の言葉が突き刺さり苦しい
想像したけれど、自分自身が選択するとしたら本当に辛い
答えなんてきっと出せない
続きは次巻へ……
Posted by ブクログ
両手に花と書いて修羅場と読む。
前回の余韻も束の間コミカルに始まったけど、そりゃ桜島先輩も不安でしょうよ…
惚れた弱みだから強くいえないけど、咲太は目を離すと誰かのために走っちゃうからなぁ。
心臓の病気とドナーの下りから、もしやとは思ったがまさかこんな結末になるとは…
桜島先輩の告白も、咲太の心情の吐露も、もうどうしようもないからこそ見ていられない。
こんなどうにもならない究極の状況を迫られたら何を選んだって責められないよ。
そう、桜島先輩の選択だって責められないんだ...
Posted by ブクログ
想像の十倍以上重い話だった。最初はコミカルだったのに。
僕がもし咲太の立場だったら生きることを選んで、翔子を見殺しにしてしまうだろう。命が惜しいと思う。
咲太は死を選ぼうとした、だが結果的に最悪のシナリオなってしまった。こっから思春期症候群で過去に戻り、翔子と麻衣、咲太、全員が生き残っている世界線を目指すのかなぁ。シュタインズ・ゲートみたいに。
普通に最近の咲太、困難多すぎないか、まぁこんなもんか?
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回はやっと翔子さんの話。
でもそんな秘密があったとは…!
どうなるか気になるところで今回は終わってしまったので、次の巻を読まねば…!