あらすじ
警視庁に勤める検挙率No.1刑事、河東一馬と、科学技術捜査研究所のクールで優秀な研究者、神宮聡志。ふたりがつき合いはじめて、約1年が経とうとしているが、お互いの間にある『問題』は未だ解決していなかった。ふたりとも相手を「抱きたい」と思っているのだ。いくら好きでも男のプライドは犠牲にできない!
そんな「甘い」とはほど遠いふたりの関係は、ある殺人事件の犯人に神宮の名前が上がり一変する。神宮は姿を消してしまい、事件を捜査中の一馬は、謎の男に捕らわれ、妖しい罠に嵌められてしまう…。事件はいっそう深まり、混迷を極めるが…。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は一馬が京都へ研修に出されたのを追いかけてきた神宮が中心になる物語。っていうか神宮、一馬追っかけてくるって…好きすぎるやん。
二人はちょくちょくイチャつくので読んでてニマニマしちゃいます。
ただ、行動を見ると、意外と一馬は常識人なのに対して、神宮は野外だったり人の気配がある中で仕掛けたりと強者過ぎませんか?涼しげな風貌でワイルドすぎる。
ジュールと古島も出てくるし一馬大好き吉見も出てくるので嬉しいです。しかし一馬は誰かに襲われたり捕らわれたりしても「嫌だ」とか「神宮っ」なんて悲観さとか助けを求めることをせず「ふざけんなっ」とか「ちくしょう」ってタイプなのでそんな一馬がいいようにされてたりするとよけいに滾ってしまうのは性癖でしょうか?
あなたもですよね、嫉妬深い神宮さん。
Posted by ブクログ
リロードシリーズの舞台が京都!!
これはスピンオフの「花と龍」を読んでいれば必然的に心踊る設定ですが、期待通りジュール&古島、さらには吉見くんも加わって賑やかに話は展開します。
吉見くんの暴挙にもびっくりでしたが、今作の見所はなんといっても2人の信頼関係!!
今回の一馬はかなりかっこいいです。神宮の事を当たり前に信用し、でも悲しい顔は見たくないからと捜査に尽力して…自分なりに助けようとしているのが伝わってきます。
あと、今回は車、露天風呂、人の家…と、際どいシチュエーションの濡れ場が多いのもかなり楽しいところかとw
またまたの展開
捕まってイタズラされてまたか…と思ってしまいました。神宮との攻防もいつもの展開です。
でも吉見も一緒に捕まったので二人でというのは良かったです。そこはおいしくいただきました!
先生は事件を書くのが上手いので、それだけで読めてしまうのですが、シリーズものだとお馴染みの展開で飽きてしまい、続きを読もうか迷っちゃいますね。
Posted by ブクログ
本屋で見つからなかったため、一作前の「グロウバック」を未読状態で読みました。
多少キャラクターが分からない部分もありましたが、特に気にせず読めました。
相変わらずの攻×攻で、男二人がカッコ良い安定感。
ご都合主義で話が流れていくのはいつも通り、細かい点を気にしなければサクサク読み進めらます。
今回は特殊プレイ?縛りでもあったのでしょうか、カーセックスから露天風呂から…シチュエーションを変えてのプレイが多くて何だか新鮮でした。
いつも一馬視点で話が進むので忘れがちになりますが、神宮から一馬に向かう矢印の深さというか重さというか…愛してんだなぁこいつと思わせる感じがとても可愛いかったです。