【感想・ネタバレ】1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術のレビュー

あらすじ

普通の会社員の個人投資家が、2016年の厳しいマーケットでも
たった3カ月で1億円儲けた買い方、売り方をすべて教えます!

著者は、日中フルタイムで働く普通の会社員です。いわゆるサラリーマン投資家です。
勤めている会社も金融系ではなく、まったく株とは無縁のメーカーの社員です。

夜遅くまで働くことも多いので、
株式投資にあてられる時間は、帰宅後のわずかな時間と週末だけ。
会社の勤務中は、当たり前ですが株の売買はできません。

そのような環境でも、株式投資で「億」の資産を稼いでいます。
兼業投資家に適した投資のやり方があるのです。

最大のポイントは、「株は新高値で買え」というものです。

一般的に、株式投資は「安値で買って、高値で売る」と言われていますが、
著者の投資術は、「新高値をつけた銘柄を買って、さらに高値で売る」という、
米国の著名投資家ウィリアム・オニールの投資法をもとにしたものです。

チャートを利用して成長株を探し出して、
会社のビッグチェンジ(新製品、新業態、新事業、新経営陣による大変革など)の波、
ひいては、株価の大波に乗るというやり方です。

この投資術は、デイトレのようにパソコンに張り付く必要はありません。
毎日、30 分程度の作業で、2倍、3倍、ときには10倍以上に大化けする銘柄を探します。
作業は、帰宅後のわずかな時間を利用してできますし、
中長期的な投資なので、仕事をしている兼業投資家に適した投資術です。

本書には、この投資術の仕組みから、大化け銘柄の見つけ方、買いと売りのタイミング、
そして、1勝4敗でも勝てる損切りのルールやポジションサイズ・マネジメントまで、
著者の経験をもとに、勝つ投資家、負けない投資家になるための攻め方と守り方が
書いてあります。

株式投資の新常識「新高値で買って、さらに高値で売る!」が、
あなたを勝つ投資家、負けない投資家に変えます!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

□新高値ブレイク手法
①おおよそ過去1年程度で高値をブレイクした銘柄を株探で探す→yahooファイナンスで2年チャートを確認する
②新高値をつけた理由を考える。株探でニュースを読め、Twitterでリサーチ
③チャートを確認 
④ファンダメンタル分析
⑤購入

□新高値銘柄の条件
①成長余地のある時価総額500億円以下が対象
②上場10年以内
③ビッグチェンジが起きている
・新商品、新事業、M&A、新経営陣、政策銘柄→ビッグチェンジが会社にどれ程の影響を与えるか考える
④ビジネスの内容が理解できる

□新高値銘柄の売買
■買いポイント
①ボックス理論
・ボックス圏の上抜けで買い、下抜けで売る
(第一ボックス圏でみつけるのは難しいので、第二ボックス圏の下値支持線で買う)
・ボックス確認方法:日足チャートで1年程度の短期の動きをみながら、週足チャートで2〜3年の中期の値動きを確認する
②カップウィズハンドルを形成する
③新高値ブレイク時に出来高が急増する
④新高値ブレイクの初期に買う
ボックスの上抜け2回までは初期と考えられる
⑤長大陽線が出現:機関投資家による買い集めの兆候(第二ステージにいる会社)

■買い方
5分割で購入、銘柄数は3〜5銘柄
・1銘柄の投資上限額は総資金の1/3又は1/5を上限とする
① 新高値更新日の翌営業日、寄り付き 成行で発注して買い付け
②初回のエントリーは投資上限額の1/5の金額で試し玉を入れる
③ 含み益が出た段階で1/5ずつを トレンドに乗って 買います
購入単価は常に前回よりも高く
④ 最初のポジションで 含み損がでている場合は買い増しをしない ナンピンは絶対にだめ

■売りポイント 損切りルール
★①損失 10%で潔く 撤退 絶対ルール 
②元のボックスに戻ったら売却
③20%上昇したら 損切りラインを取得価格に引き上げる
④ボックスの下限を一定期間 うろうろしていたら 売却
⑤日経平均より弱い動きの時は 売却
⑥悪材料がでたら売却
⑦急騰時は 高値圏で三空が出現し 出来高が増大したら売却
⑧2〜4週間の中でディストリビューション 日が5回あれば売却
市場が上昇トレンドから下降トレンド へ転換した可能性が高い

・売りはテクニカル優先
将来の業績 好材料 悪材料のすべてを 株価は 先行して 織り込んでいる
・大きく儲かる時は辛抱して大波に乗り続けた時なのです その株が不穏な動きを見せない限り 信念に従って トレンドに乗り続けましょう

□ ファンダメンタル分析
株探と四季報のみで十分
①1年毎の業績の安定性をみる
過去3〜5年の経常利益が年5〜10%以上上昇しており、途中の年で大幅減益がない
経常利益が安定していても、当期純利益が恒常的に大幅減少している会社も除く
②直近1〜2年の経常利益の伸びをみる
直近1〜2年の経常利益が20%以上伸びている。絶対条件ではない。
③四半期の経常利益と売上の伸びをみる
★最も重要ポイント
★直近2〜3四半期の経常利益の前年同期比が20%以上、売上高が10%以上伸びているか
3ヶ月ごとの業績チェックは株探で行える
④ 売上高経常利益率の伸びを見る
売上高営業利益率で確認してもok
★経常利益、利益率、売上高が2〜3四半期連続で伸びている会社が理想
★次の3つを考える
・利益はどれだけあるのか 収益性
・それはいつまで続くのか 持続性
・それはどれほど確かなのか 確実性

来期の業績は中期経営計画や直近の決算説明資料でチェック。以下の点にフォーカスする
・将来も高成長を続けられそうか
・ビッグチェンジがあるか





























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2025年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■ファンダメンタル
・1年ごとの業績の安定性(経常利益)
→おおむね年率5~10%増
→途中の年で大幅減益がない(安定性に欠ける)
・経常利益
→20%ぐらい伸びている
・(直近2~3年)四半期の経常利益と売上高

ディストリビューションデイが2~4週で5日
=日経が下がるかつ出来高が増える→下げトレンド
→持ち株売ってしまえ

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2020年06月02日

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