【感想・ネタバレ】感情を整えるアドラーの教えのレビュー

あらすじ

怒り、不安、嫉妬、劣等感――あらゆる感情はコントロールできる!
「八つ当たりで、相手にひどいことを言ってしまった……」
「なんで自分はこんなにダメなんだろう」
こんな気持ちは心の“悩みのタネ”と考えていませんか? アドラー心理学が教えるマイナス感情を味方に変え、仕事でも、夫婦間でも、子育てでも、常に“ストレスフリーな自分”に変わるレッスン。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1.あらゆる感情はコントロールできる
感情は、ある状況で特定の人にある目的をもって使われる
どんな感情もTPOによっては反対の意味を持つ
アドラーは人と人との距離を保つものとして感情をとらえた
感情は自らの力で理性的にコントロールできる
感情は突き放したり封じ込めるものではなく生涯のパートナーである
2.怒りで「本当の気持ち」に気づく
怒りには「他者の支配」「主導権の優位性」「自己の権利擁護」「正義感の発揮」の4つの目的から生じる
怒りはあくまで二次感情であり隠された一次感情がある
怒りの表明には「私は~」というコミュニケーションを使う
「正-不正」の判断軸から「建設的-非建設的」という判断軸に変える
怒りが「恨み」に変わったら、自分にもたらされる結果を想像する
3.不安が人生の課題を教えてくれる
不安とは未来の課題がはっきりとされていない状態のこと
不安を感じる目的には「自己保身」がある
不安と心配の違いは、相手への依存度と支配性で決まる
あせりは課題を明確にするサインとなる感情
不安と期待はコインの裏表であり、不安が的中する確率はごくわずか
重要度と緊急度で不安なことへの優先度を決める
4.疑惑の点検で、嫉妬から自由になる
嫉妬とは三者間で生じる自己の利益を守るための離反的感情
所有意識を緩めることが嫉妬から解放される一歩
嫉妬はあくまで後天的に獲得した非建設的感情である以上、手放すこともできる
嫉妬を感じたら、まずはその感情を認め、相手への疑惑を点検する
自ら嫉妬の感情を高めるような場所・モノから離れる
5.憂鬱で未来への力を蓄える
憂鬱な時は課題からの回避とエネルギーの充填期間
自責を露にすることで周囲からの期待を避けることが目的
大きな課題は小分けにして少しずつ前進する
憂鬱を「共感」してくれる人と、憂鬱を高める「同情」をする人は違う
憂鬱は身体と大きくリンクしているので、自分なりの憂鬱を防ぐ身体の使い方を覚える
6.劣等感をパートナーにして成長する
劣等感こそがあらゆるマイナスの感情が絡み合ったもっとも重要なものである
人は劣等感があるからこそそれを補いたいという「優越性の追求」を行う
他者の劣等感を代理で感じる必要はない
劣等感は自己を高めるために味方につけるべき感情
建設的な対応か否かで劣等感を人生最良の友にできる

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2016年10月15日

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