あらすじ
やばすぎる男が書き下ろした、ヤバすぎる現代の兵法書。
アメリカが日本の黒幕(“political-fixer”)と名指しした男、その名も、飯島勲。
小泉純一郎内閣の首席秘書官として、安倍晋三内閣の内閣参与(特命担当)として、
官邸の中枢で執務しながらも、決して表に出ることなく長期政権を支えている。
「兵は詭道なり」
「人を致して人に致されず」
「迂をもって直となす」
「始めは処女の如くにして」。
これらの孫子の言葉は、現代ビジネスマンが勝ち残りのために絶対的に必要なものだと著者は断言する。
現代の日本における最も激しい権力闘争の場は永田町にあるといっても過言ではない。
そこで権力を握ったノウハウを一挙に公開する。
著者にとって最初で最後の「戦略本」は、2500年の時を超えた“軍師”2人の最強のコラボレーションなのである。
巻末には、第68代横綱・朝青龍との頂上対談を収録。
【著者紹介】
飯島 勲(いいじま・いさお)
内閣参与(特命担当)。1945年、長野県辰野町生まれ。小泉純一郎元総理首席秘書官。
現在、内閣参与(特命担当)、松本歯科大学特任教授、ウガンダ共和国政府顧問、
シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事。
著書に『権力の秘密』『ひみつの教養』ほか。
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Posted by ブクログ
この本も横山光輝ですσ^_^;
でもマンガじゃなく挿絵的でしたd(^_^o)
戦わずして勝つ
兵法の妙というやつですね。
相手を屈服させるのは難しいし兵法としては完勝はアカンって言ってます。
でも著者の言うように
相手を理解して協力してもらうために説得する
と捉えればハードルは下がります。
僕も常に周りに味方を増やして攻めるときは上から攻めるので基本的に引き分け狙いというところです。
勝つと怨みを買うんでねσ^_^;
本書にも出てきましたがシベリア鉄道北海道まで来て欲しいなあ…
Posted by ブクログ
すぐ読める。
小泉元首相の秘書。
その仕事ぶりが冊子の兵法につながる所にあるということで書かれた本。
これを読むと、自民党政権は長く続けられたのは、その政権を持続するための方法や人材がいたことがよくわかる。
お酒は飲まないと言う著者の徹底ぶりは、仕事をする上でも役立ちそう。
シベリア鉄道の日本までの延長は実現したら面白そう。
1敵が強い時は戦わない
2コストをかけずに短期決戦
3戦わないことが最善の策
・話したくない相手と会食することになった時は、カニ料理がオススメ。
無言でカニの殻を剥くのも違和感がないし、まずい話が降ってきたときには、痛がる仕草をして話を切ることもできる
・嫌いな相手と選挙活動(車に乗せる)をする
→理由 仕事(選挙活動)に専念してもらうため
4戦う前の態勢作りが勝敗を分ける。
・相手と長時間交渉したくない時
相手にふわふわのソファーに座らせる。
そうすると相手が姿勢を整えることに意識が行きがちなので、商談を短くできる。
5とりあえず、勢いのある人に乗っていけ!
6どうすれば主導権を握れるか
・相手の出方を探ることに全力を注ぐ
7スケジュール管理を侮るな
・自分の作戦を相手に知られないようにする。
(あえて秘書官と打ち合わせと書いておき、空白の時間を確保しておく)
スケジュールに余白を持たせる。
ただし、相手には知らせず、忙しそうなふりをしておく。
8おかしな上司の命令には従うべきか
・理不尽な上司の指示も「はい」と言えるように準備しておく
9効率的な移動で差をつける。
11の裏の活かし方
11戦おう以外の生き延びる道がない。
12炎上への対処法、
13情報活用リーダーの常識
Posted by ブクログ
「孫子の兵法」についての解釈自体は非常に楽しく読ませてもらいました。これだけ古くに書かれたものが現代にも十分適用することを実感できることも非常に興味深いです。但し、政権、ひいては自民党に関する擁護にしか見えない部分が所々にあるのが気になりました。
Posted by ブクログ
有名な首相補佐官だった人が書いた孫子兵法の概括的説明。具体例が豊富で話としては面白い。孫子の解説としては物足りない。だから初めての人孫子の兵法ってどんなのってのを、ざっと掴むのにいいと思います。