あらすじ
「がんばっているのに、思うように会社から評価されない」。
このように感じる人は、当人と経営者との計数感覚に不一致がないか見直す必要があります。
この本では、ムダな仕事をなくし、最短距離で成果に結びつけるための会社の数字の読み方、仕事ができる1%の人は、どのように会社を数字をよみ、それを仕事に活かしているのか、具体的な事例を交えながらお伝えします。
会社の数字は、売上や利益だけに限りません。
期日や勤務時間、スケジュール管理など、「数字」が入るものは全て会社の数字です。
また、本書のタイトルにもなっている「数字をよむ技術」の「よむ」には、売上3千万円、利益率10%、というようなアラビア数字、漢数字などのデータを「読む」「読みこなす」という意味の他に、さまざまな事象や出来事から数字を「読みあてる」「予測する」という意味も含まれています。
本書を読むことで、計数感覚が磨かれ、誰でも日頃の頑張りをムダなく成果に結びつける「1%のできる社員」になることができます。
もくじ
第1章 「計数感覚」がある人とない人ではこんなに違う
第2章 ストーリーで覚えれば会社の数字はスラスラわかる
第3章 さあ、分析をはじめよう
第4章 「1%の人」は分析した数字をこう見ている
第5章 「1%の人」が実践する数字を残す仕事のやり方
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まず見出しだけ読んで、当たり前な話と感じるかそうではないか、自分に必要かどうかわかります。社会人みんなが読むべきというよりかは、正社員でもバイトでも、仕事をしていても自分の努力が認められないと感じている人向けの本ではないでしょうか。
もしくは、とてもわかりやすくまとめられているので、社員教育の担当になったばかりの人にも、オススメだと思います。
会社や上司が認めてくれない時に、相手のせいにする前に読んでみるといいでしょう。OJTがしっかりしてるところであれば、触れられることが多い内容ですが、そうではない所に勤めている人には、あながち気づいていない人が多いような気もします。
Posted by ブクログ
・「予測できないものを予想して正しく着地させることに価値がある」
・「技術はあるけどお金がない」「お金はあるけど技術がない」それぞれが補完し合えばwin-winの関係になるはず
・勢いのある業界が今どんな形で利益を出していて、また何が課題なのか。その課題に自社が提供できるものがないか。
・相見積もりを取ると計数感覚が養われる
・自分の会社がNO.1なものはないか
・自分が動くことで費用が発生していることを知る
・自分の担当の中で悪い数字が出たら、その理由を突き止め、その中でもいい兆しの指標がないかを探す
・「面倒だから数字を覚える」か「面倒だから数字を覚えない」か