【感想・ネタバレ】ゴールドフィンチ 1のレビュー

あらすじ

少年の運命は1枚の名画とともに、どこまでも連れ去られてゆく――名画、喪失、友情をめぐる長編大作。2014年度ピューリッツァー賞受賞、35カ国で翻訳、300万部を超える世界的ベストセラー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[気高く,つながれて]美術館における爆弾テロで母親を亡くした少年のテオは,事件の現場から一枚の絵をひっそりと持ち出してしまう。心の傷を抱えながら必死に毎日を生きる彼は,ある日,導かれるがごとく一件の骨董品屋に足を運ぶのであるが......。原文で約770頁にも及ぶ長編小説にして,全世界の書評家の絶賛が相次いだマスターピース。著者は,本作でピューリッツァー賞を獲得したドナ・タート。訳者は,同著者の『ひそやかな復讐』の翻訳も手がけた岡真知子。原題は,『The Goldfinch』。


ここまで長大かつ繊細な作品ともなれば,読む人それぞれが読後に異なる感想や印象を受けると思うのですが,私としては決して読んで損なしと胸を張ってオススメできる一冊。自分ではどうにもならない大きな運命にときに敗れながらも,それでもそこにとどまることしかできない人間の悲哀と儚さ,そして何より強さを痛感させられる物語でした。読み終えてしばらくしてから,登場人物たちが自分の中に根を張っているように感じられるこの感覚はいったい何なんだろう......。

〜「この話は,”神の摂理”というより”仮借なき皮肉”という考えに合うんじゃないか」「そうだな--けど,なぜそれに名前なんかつけるんだ?その二つは同じことじゃないのか?」〜

ただただ圧巻☆5つ

※本レビューは1〜4巻を通してのものです。

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2016年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四巻というボリュームで語られる、一枚の絵と一人の男の顛末。
ダーティーな面も多く、しんどくなるシーンも多かったけど、飽きさせない展開がすごすぎた。

あの日、あの時、あの場に居合わせなければ。
悲劇と遭遇した人間は、皆それが自分の為した悪業のように感じてしまうのだろうか。
NYのメトロポリタン美術館で起きた爆破テロ。
偶然そこに居合わせた主人公テオと、その母親。
母親がレンブラントの『解剖学講義』の絵を見に行った時に、それは起きた。

テオの近くには、先に顔を見ていたウェルティが怪我をして横たわっている。
ウェルティに促されて、テオはファブリティウスの『ゴールドフィンチ(ごしきひわ)』の絵と、ウェルティから貰った指輪を持って美術館を脱出するのだった。

結果、母は離れた場所で即死(と誰にも言う)で見つかった。
突然、孤独の身の上になったテオが、母の大好きな『ゴールドフィンチ』を返すことも出来ず、彷徨う姿が苦しい。
ともすれば、自分の居場所はすぐに奪われてしまうのではないかという、恐怖の中で、人によく合わせていくようになるテオが切ない。

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2018年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

洋書ずっと買って積んでたんだけどついに翻訳出て第一巻読んだら大変面白いです。二巻以降は洋書で!いけるかな。

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2016年09月21日

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