【感想・ネタバレ】妖怪博士の明治怪奇教授録 1のレビュー

あらすじ

明治の世が訪れ、文明開化の波が押し寄せる中 日本各地には未だに迷信や異聞・奇聞が蔓延っていた…。科学的な見地に立ち、妖怪を否定しようと研究するうちに妖怪博士の通り名がついてしまった哲学者・東日流六平太。東日流は妖怪を心から信じている助手・泊瀬武と共に迷信を打破するため各地の怪奇現象に挑む!!

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Posted by ブクログ

これは面白い
このコンビ、妖怪に対する考え方と認め方が真逆だけど、それぞれの信念は真っ直ぐに信用している!!
画が濃い目なので苦手な人は多そうだが、妖怪漫画が大好物の人は逆に、すんなり受け入れられそう
本物を出す一方で、妖怪などいない、と六平太の論破も見事で、妖怪の存在を信じている私もつい、唸り声で反論を飲んでしまいそうになった
また、数々のダーク性の強いファンタジー路線の作品が多いたなか先生が描く、妖怪にはえもいわれぬ迫力があった。彼らはおぞましいのだが、それほど醜悪になってしまったのは人の業を吸ったが故に、と思うと納得してしまう形をしているのだ
異形から与えられた『異能』に溺れず、人だけでなく妖怪をも救いたい、と行動する武は主人公に相応しい輝きを持っている
う~ん、イイ歯応えがある妖怪漫画が出てきた。これは、ランキングに動きが出るかな?

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2013年09月16日

Posted by ブクログ

第1話の魅せ方が素晴らしかっただけに、続く2話3話の失速感というか理知にも怪異にも振り切れない構成にがっかりした。

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2013年10月30日

Posted by ブクログ

たなかかなこ先生最新作。
やはりジャンプで鍛えられた作家であるが故か、実に手堅い。個人的にはもうちょっと無茶をしてもらいたい、と思う所もあったりするわけですが。各エピソードも、二話完結くらいでいいのになぁ…

しかし、物語が進んでいくうちに明らかになりますが、二者二様の「裏の目的」があるという構造は面白いですな。今後に期待。

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2013年09月08日

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