あらすじ
「資産運用は、金融機関の営業担当者に教えてもらえれば安心だ」
そんなふうに考えている人はいませんか。
「本当にいい商品(投信、保険etc.)」と「銀行でよく売れている商品」は違います!
世の中に発信されている金融商品や資産運用に関する情報の大半は、個人顧客に比べて圧倒的な情報力をもつ金融機関など、「売り手側」から出されているものです。本当に顧客の側に立っているという情報は多くありません。
そして、最も身近な金融機関である銀行の営業担当者は、お金や金融商品に詳しいプロであるという一面と、金融商品を顧客に販売してより多くの手数料を稼がなければいけないプロであるという一面をもっています。
そこで本書では、元銀行員で個人向け営業に精通している著者が、“顧客に勧めるときのアドバイス”と“家族に勧めるときのアドバイス”を対比したり、資産運用に成功している人の習慣や失敗してしまう人の特徴を説明しながら、本当に効率的な資産運用に取り組む方法についてやさしく教えます。
誰もが自分の力で資産運用を行なわなければならなくなっているいま、本当に正しい知識を身につけたい人、必読の基本書です。
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Posted by ブクログ
2016.05.06
銀行員があえて読んでみました。
銀行員は手数料狙いで営業するから、言いなりにならずに自分でもある程度は知識付けて長期投資で運用しましょう、って感じかな。
納得する部分と、少し大げさかなーって部分と。
一応私も資産運用の相談にのる係だけど、お客さんのご意向や経験は尊重して提案してますよ?
Posted by ブクログ
銀行員の勧める投資信託や保険は、投資としては向かない。結局、手数料を稼いで、銀行員の売り上げを上げるためだけの物。というのが、本の内容のほとんど。
じゃあ、何に投資すれば良いの?
「資産運用に用いる金融商品は、できるだけプリミティブな物(原始的で素朴なもの)がよい」
・投資信託なら、アクティブ運用より、インデックス運用を中心に
・アクティブファンドを利用する場合は、独立系の信託会社など、運用者の顔が見え、責任の所在がはっきりしている物を選ぶ。
・組み入れている試算クラスは、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券だけで良い
・保険商品は資産形成に使わない
・毎月分配型など分配型投資信託は利用しない
・リスク軽減型ファンド・通過選択型ファンド・トリプルデッカー型ファンドは利用しない(複雑な仕組型投資言信託)
・頻繁な売買はせず、長期投資に撤する
・ポートフォーリオは年1回見直す
・毎月積み立て投資をする
・ライフプランを考えて、出口戦略も意識する
なんか、あんまり参考にならないのは、気のせいか…私の知識不足か…?