あらすじ
X巻にて、ついに完結を迎えた人気シリーズ『ダブルブリッド』の待望の短編集が登場。今まで「電撃文庫MAGAZINE」などに掲載された短編『ビハインド』シリーズ4作品を一部加筆で再収録。そしてそのうちの1編である「こどもらしくないこどものはなし」に関わるサブエピソード2作と、怒涛の結末を迎えたX巻の「その後」の物語を描いた中編1作の計3作を特別書き下ろし。 「だから、死ぬまで生きていこう。死にたい死にたいって思いながら、生きていこう」 これは痛みを抱えて生きていくものたちの物語──。
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Posted by ブクログ
魅力的なキャラがたくさんな今作。たぶん、シリーズ最後になるだろう今巻はそんな登場人物たちそれぞれにスポットを当てた短編集。最終巻の時点より過去の話とその後について描かれています。どの話もよかったけれど、私的一番は「飯田さんの話」。不器用ながら誠実な飯田さんが良いです。最終巻が出たときも思ったけれど、今回読み終わって改めて終わっちゃったんだなーって感じです。新刊が出るたびに楽しみに読んでいたシリーズが完結してしまうのはホントに寂しいものです。最も印象に残った作品の一つ。
Posted by ブクログ
ダブルブリッド外伝。ゆーきさんの幼いころの話と、とらくんと安藤さんのエンディング後の余談がよかった。太田のはなしもよかった。キャラクターに魅力がある作品だった。
Posted by ブクログ
今年5月にやっと完結したダブルブリッドの短編集。
Ⅹが余りにも駆け足に感じたから、今回のは嬉しかった。
電撃本誌のほうにのったやつもあるみたいだけど、
そんなん読んでないから全部初見でした。
それぞれのキャラを掘り下げる話+Ⅹの後日談な内容でした。
Ⅹの不完全燃焼はだいぶ補完されたかも?
後日談も雰囲気が良かったし、
他の短編も平凡な日常にそれぞれのキャラが映えてて楽しめた。
本編はもう終っちゃったけど、
こういう短編ならまた読みたいな。
後半のダークな感じも良かったけど、
最初の頃のほんわかな感じも好きだったし。
ただ、高校の頃から読んでる大好きな作品だから、
短編集まで読めて大満足です。
中村先生お疲れ様でした。