【感想・ネタバレ】勝者のIoT戦略のレビュー

あらすじ

誰もが知っているIoTの
誰も知らないマネタイズの秘訣。

IoT(Internet of Things)という言葉が、新聞や雑誌、インターネットなどで頻繁に見られるようになった。IoTを、毎年現われては消えていく流行語の1つと考えると非常に危険であり、大きなチャンスを逃してしまう。産業革命やインターネット革命のように、IoTは世界を大きく変える可能性を秘めるからだ。IoTを「モノのインターネット」としてだけ捉えていると、この技術の持つ本質が見えてこない。IoTは、センサーや無線通信などを使い、現場の状況を遠隔地から把握し続けること、すなわち「千里眼」に相当する機能を実現する。現在の状況が手に取るように把握できるだけでなく、「近い将来何が生じるのか」など、その予兆を把握することさえ可能だ。それにより、これまでにないような付加価値の高いサービスを生み出せる。本書は、IoTによる変化がどのように進んでいくのかを見極め、今までにないサービスを生み出す勘所を解き明かす。

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Posted by ブクログ

本書は主に①今後のIoTの重要性②成功事例③今後のIoTソリューションについての提言、の3点についてまとめられている。①②については既出の内容やダストネットワークス(ソリューションはすばらしいと思うが)のセールスと思われる記述が多くあまり有用とは言えない。しかし③についてはソリューションの世界観や具体的な技術課題が深く考察されていて非常に参考になった。今後IoT導入をニラむ技術者の方々は本内容を参考に企画を立ち上げてみればよいと思う。

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2016年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・GEはエンジンの保守契約を結ぶ際にエンジン「以外の」機体データにもアクセスできるようにしている。
どのようなフライトパターンが最適か分析して提案するため。
→世界の航空会社は自社のデータしか持ってないが、GEは世界の半数以上の航空機データを持っているのでみんなが提案を求める
→エンジン以外のデータも提供してもらうように契約することがポイントですなー。素晴らしい


・どのような視点でモノを見ているかということなのです。
昨日までと変わらない現場に見えていたものがある新しい視点でそれを見ることでそこがこれまで誰も船を出してこなかった青い海(ブルーオーシャン)であることに気づくのです。
例えば大学であれば教授や学生は学生新聞や学生名簿を当たり前のように目にしているが、そこに新しい付加価値をつける視点で見ることでフェースブックが生まれるのです。
→当たり前だけど名文。

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2016年08月11日

Posted by ブクログ

既に実例のあるIoT技術について知ることが出来た。しかしながら、筆者の会社の宣伝に終始しているのは頂けない。

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2016年08月07日

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