あらすじ
竹内洋岳は標高8000メートル以上の14座すべての登頂に成功した、日本人初の14サミッター。彼だけがなぜ登り切れたのか、その深層に迫る。「経験は積むものではなく、並べるもの」「人は死なないようにできている」「実際には、日常生活の方が死に近い」「想像力と恐怖心を利用して危険を回避する」――命を賭して登り続けるプロ登山家の「人生哲学」。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
2016/6/19 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2018/5/15〜5/17
8000m峰14座すべてを日本人として初登頂した竹内洋岳氏をカメラマンである小林紀晴氏が行った天狗岳への山行時に行ったインタビューをまとめた本。以前にも竹内氏の著作などを読んでいたが、一種独特の人である。こういう精神状態を保つことが死と隣接する世界で活躍できる所以なのか、経験するうちに身についたことなのか。共感できない部分もあるが、自分の山行に参考になる箴言をいくつかもらうことができた。