あらすじ
17歳のまひるは、親友4人で騒ぐ放課後や落語家を目指す彼氏・亮司とのデートが何よりも楽しい高校生活を送っていた。将来の夢はぼんやりしていて、大人になるのはもっと先だと思っていたが、亮司に起こった事故をきっかけにまひるの周囲は一変する。大好きな人のため、憧れに近づくため、道を切り拓いていく若者たちの成長を爽やかに綴った物語。
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Posted by ブクログ
これは泣く。
前半はまさに青春で、彼氏の学校の文化祭に行ったり友達のライブ見に行ったり、たこパしたりと自分の学生時代を見てるようで、懐かしみながらも後半の何かの伏線じゃなかったらいいなーなんて思って読んでた。
亮司が事故にあってからのお話は急展開で衝撃的で、まひるちゃんに感情移入しすぎてたから、すごく苦しかった。
けど、ラストは希望が持てる終わり方で良かった。
Posted by ブクログ
その青の、その先の、
タイトルがいいなと思いました。
ずっとずっと果てしなく続いているようにも、
十七歳という一瞬を切り取ったようにも思えて。
色んな時間帯が、変わっていく空の色合いで表現されていて、目の前に空が広がっていくようで読んでいて心地よかったです。
「わたしたちは真剣に、真面目に十七歳を生きているのだ。」
まさにその通りでした。