あらすじ
インド料理・フレンチ・洋食など各分野で活躍しカレーを極めたシェフ達が、独自の技とこだわりを、カリ~番長・水野仁輔氏と対談形式で熱く語り合う。今まで語られなかったカレー作りの奥義を、経験に裏打ちされた実践的な情報とともに明らかにする、他に類を見ない一冊!(一部カラーページがあります)
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Posted by ブクログ
対談形式でカレーの神髄を極めようとせんとする本です。
話している内容は高度ではありますが、香りさえ漂ってくるかのようなアツさは伝わってきます。
とにかくカレーが食べたくなる。
Posted by ブクログ
カレーを作るうえでのテクニックをシェフへのインタビューから非常に詳細に解き明かしていて、
玉ねぎを炒める時間や、スパイスの使い方、量、タイミングなど高度に専門的な議論がされている。
自分でカレーを作るためというよりは、有名店のシェフがどの部分に特に気を使っていて
またどの部分で他店との違いを出そうとしているのかなどが興味深い。
他にも経営者の視点から、いかに客観的で汎用性のあるレシピを作るかという点で苦心していたり
単純に自分でカレーを上手く作るという以上の難しさも伺われる。
(サミーの保証人もタイカレー、ピキヌーのシェフとして登場)
Posted by ブクログ
スパイスやインド料理に興味がないカレー好きをぶっちぎりで置いてけぼりにするSっ気たっぷりの一冊。人に食べさせるカレーをつくる人たちの愛が詰まった本です。
Posted by ブクログ
プロのこだわりを聞いてまとめています。
同じテーマに向き合っているのだけれど、こだわりの観点がまあ、、、違う。
そこがいいんでしょうね。
本場のカレーもちゃんと味わったうえで自分なりに再構築、完成。自分のストーリーにしているあたり、聞いていてきっと楽しかったのだろうな。
愛を感じました。
海外で日本料理がもてはやされていて、カリフォルニアロール(たとえばね)が食べられている、など聞くけれども、それも一概に否定されるべきものではなくて、現地に新しいものとして根付きつつある、ということですね。アフリカ諸国のお寿司はあまりに違いすぎて驚きでしたが、これも本来の日本の寿司を押し付けていいものか。。。
蛇足でした。