あらすじ
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何気なく、こんな言葉、使っていませんか? 「社長がおっしゃられていました」「ご確認してください」「おわかりにくい説明ですみません」「あちらの窓口で伺ってみていただけますか?」「これは妻の母からいただいた万年筆です」――実は、これ全部間違いなんです! 国語学者・故金田一春彦氏の元秘書が、敬語本来の意味や用法、間違いやすい表現などを徹底解説。第1部 恥をかかない、失礼にならない! 敬語の入門編~基本ルール/第2部 どんな場面でも迷わず言葉が出てくる! 敬語の実践編~話し方/第3部 印象に残る、一目置かれる! 敬語の応用編~手紙・メール 1冊で上司・同僚、お客様、電話、クレーム、メール……どんな場面でもさらりと大人の言葉遣いができるようになります。「恥をかかない」「失礼にならない」から「一目おかれる」人になるために、絶対に身につけたい敬語の知恵が満載です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シンプルな敬語の本。
つくづく思うのは、敬語は理屈でなく、実際に使う場面で体で覚えていくのだということ。敬意の方向がどうとかを読んだだけでは、到底そのまま実戦で使うことはできない。その点で、この本は実例に大部分を割いているので、より実用的と言える。
難解でなく、非常に平易に書かれているので学生・若手ビジネスパーソンにも適しているだろう。また、2019年現在でも比較的新しい(2016年初版)なので、「なるほどですね」等
最近取沙汰される敬語の問題のカバーしている。この本単独で十分とは思わないが、複数持つうちの1冊という立ち位置ではいい仕事をするのでは、と思う。
最近は働き方改革ブームのため、無駄な慣例はばっさり撤廃というのが支持される。
年賀状ですら、会社方針として廃止されたりしている。それでも敬語が否定されないのは、失ってはならない民族文化のアイデンティティだからなのだなぁ、などということを思った。
Posted by ブクログ
尊敬語、謙譲語・丁重語、丁寧語・美化語の敬語の種類と使い分けの基礎編と話し方や手紙・メールの書き方の実践編。
○×△を使って、正しい使い方、間違い、場面によって問題になりそうな言葉遣いが分かりやすい。
重ね敬語など、自分の間違いに気づかされるところもあるが、一読しただけで敬語が身につくはずもなく、そばに置いて日常的に振り返ることで役立ちそうな本。そういう意味では『モノの言い方大全』のようなサンプルと併せて用意すればよいのでは。(といって自分は実行しないのだが。)
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