【感想・ネタバレ】めぐり逢ふまで 蔵前片想い小町日記のレビュー

あらすじ

独り身上等! 結婚は初恋のあの人とする。ああ胸がいっぱいで、まんじゅう食べる手がとまらない……7歳の時に命を救ってくれた〈光る君〉に恋焦がれ、いまや23歳の〈片思い小町〉おまき――だったが、近頃すてきな男(年下の医者見習いや絵師志望の優男)が次々目の前に。だめいけない、あたしは〈光る君〉だけと決めてるの、ああ、でも、どうなってしまうの!? ……迷走する恋模様5篇による〈江戸大恋愛〉連作長篇。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

7歳の時にかどわかしから助けてくれた「光る君」に恋焦がれ、22歳になっても嫁き遅れてしまった蔵前嫁き遅れ小町「おまき」。札差のお嬢様だけれど、きっぷが良く男らしい。
そんなおまきが、再会できるともわからない「光る君」ではなく、新しい恋に迷走する物語。

医者見習いや、絵師の弟子、幼馴染の若旦那。
局は、自分の恋心よりも、他の人との恋の取り持ち役になってしまう。なんだか頼りがいがあるんだな~。

それぞれにちょっと心がぐらつくけれど、結局は「光る君」
が忘れられない。
最後の最後に大波乱があって、めでたしめでたし…。
こんなオバサンが読んでも胸がキュンキュンする。

0
2020年06月19日

「歴史・時代」ランキング