あらすじ
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すべては、家で肉を最高においしく食べるために…。
数百に及ぶ論文など膨大な資料をひもとき、家庭で調理される肉料理を徹底的に考察。
定番から、ちょっと背伸びの変わりだね、あの店の味まで、
すべてにおいしい理由あり!の「全35の肉レシピ」を収録しました。
「焼く」「揚げる」「ゆでる」「蒸す」「煮込む」「混ぜる」「漬ける」など、
肉の調理に必要な手法の意味をあらためて検証し、それらをベースにレシピを構築。
さらに、日本における肉料理の歴史や背景もじっくり振り返りながら、
一般的なレシピにも応用できる、真似できる“肉の基本”を解説!
じっくり読んで、楽しく作る、おいしく食べる。
イエニクの結論がギュッと詰まった、新しい肉マニア本がここに登場です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
家庭でできる限り肉を美味しく調理するためのレシピが書かれている。調理方法の検討には、きちんと調理科学分野の文献を参考にしており、科学的にも理にかなったものとなっている。
美味しい肉を味わうために、手間がかかり気味なところは、やはり週末に趣味で行う料理という感じがした。
Posted by ブクログ
様々な肉料理について、詳細なレシピだけでなく
重要なポイント、その根拠などにも詳しい。
特に加熱に関しては温度ごとの物質変化のレベルで説明されている。
基本的に肉は温度を上げすぎないことが調理のポイント。
自分で肉料理を作るときまた参照したい。
Posted by ブクログ
レシピは簡素に書かれており、時間などを適当に作っても美味しいレシピが満載。美味しいお肉を食べるためには手間暇がかかることを再認識させられました。
とりあえずチャーシューを作りすぎてしまい、今はお腹がはちきれそうです。
コラムがガチすぎて、著者の肉愛が伝わってくるとっっても素晴らしい本でした。
Posted by ブクログ
肉に関するうんちくとか、肉語りとか、肉への愛とか、そういうものでできている肉々しい本。
著者さんは食に関するライターさん……なのかな、学者さんでも、お料理研究家でもないです。そのため、よくあるレシピ本とは興味の方向性が違う印象。レシピと共にたんぱく質の変成とか、架橋結合とか、pHとか、酵素の働きとか、そういう話題も扱ってくれるのは嬉しい。
ネットで注目された新しい話題なんかを随所に混ぜつつ、著者さんの肉愛で構成された本。
レシピコンセプトは、技術のかわりに便利道具と手間をかけ、お肉をおいしく食べる本、って感じです。
ステーキ肉を柔らかく焼くとか、ハンバーグをつなぎ最小限でつくるとか。手数をかける覚悟があれば、テクニックなしでできる。
論文を引用しながら展開される肉コラムが楽しかった。肉研究はまだまだ奥深い。肉を柔らかくする話は参考になりました。
鶏はむや、ハンバーグなど身近なものもありますが、どっちかというと、いつもよりちょっとお高いお肉を買った時に役立ちそうです。
珍しく100g400円のステーキ肉を買っちゃったけど、普段そんなお肉買わないので、どう扱っていいかわかんない、という時とか。
コンベクションオーブンが欲しくなりました。