あらすじ
「実は、心屋自身、2011年にダイエットをして、10キロ以上のダイエットに成功し、以来、その体重は保っています。その経験を踏まえてみても、やはり、太る、やせられない、食べるのをやめられない、というのは『心の問題』であるといえます」(心屋仁之助)食べたいものを我慢したり、特別な運動法を試してみたのに、やせられないのはなぜでしょうか? ―――いえ、むしろ我慢したり、努力するからやせられないのです。本書では、ダイエットしては、リバウンドをくり返していた女性が、心屋流の「考え方」「心のあり方」を取り入れて自分を変えていった結果、みるみるうちに「理想の体型」になってしまったという「目からうろこのダイエット体験」を包み隠さず公開します。しかも、食べたいものを我慢せずに、特別な運動もせずに……。太ってしまう人は、「やせる人の大前提」をインストールすればいいのです!
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Posted by ブクログ
痩せられない人のこころのあり方と、太らない人のこころのあり方。
ただこれは、頑張る(我慢する)ダイエットに挑戦して何度も失敗してきた人向けの本かもしれない。
私の場合、ダイエットしたことないし、普段から食べるし、我慢しないし、努力もしないでいた結果の、ぽっちゃり体形で、努力や我慢せずに楽して痩せたいというスタンスでずっときてしまったので、食べ過ぎてもさほど罪悪感もないし、またちょっと違う感じなのだけど。
ただ、勝手に自分で設定した「前提」のくだりでは、確かにそうかも!という気付きがあった。
・太っている人は、「満腹標準(お腹に常に何かが入ってないと安心できない)」
・痩せている人は、「空腹標準(お腹にモノが入ってないのが普通)」
私は、「今食べておかないと、後でお腹が空くから」っていつも決まった時間に食べていた。そして、また小腹が空いたら、食べたくなる。
この、「今」食べても食べなくてもいいような「小腹が空いた状態」が、勝手に「空腹サイン」になってたのかも。
実際に、「本当にお腹が空腹になった時」しか、食べないようにしたら、美味しいもの(好きなものだけ)をゆっくり味わって食べれるようになった。
「とりあえず」な食材は食べない。「要らないもの」「残り物」は我慢して食べない。
自分の身体を「ゴミ箱」と扱うか、「宝箱」と扱うかで、自分自身に対する扱いも、人が自分に対する扱いも変わってくる。
子だくさんで貧乏な家庭の母親こそ、だらしなく太っている傾向があるのは、子供にはいいものを食べさせて、自分が食べるものを「私なんかはこれで充分だわ」って無意識に自分自身を粗末に扱っているかからかもしれない。
自分を「ゴミ箱」にするか、「宝箱」にするか、それは自分次第、自分の心のあり方次第なのかもしれない。