あらすじ
365日ほぼ休みなく働く73歳の作曲家が
30年にわたって続けている
いつまでも年をとらない奇跡の食事法
・食べるからお腹が空く、食べなければお腹は空かない
・食べると体力が消耗し、食べないと体力が高まる
・1日1食だけ制限を設けずに食事を満喫する
・好きなものを食べても太らない
・仕事の効率が3倍以上になる
・1日1食なら年寄りにならない
・合言葉は「孫を抱くより、女を抱け!」
【対談収録】
『「食べない」健康法』石原結實医師、『できる男は超少食』船瀬俊介氏
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超小食で仕事を極める
作曲家として活躍する著者は73歳。
スケジュール帳は先々までビッシリと埋まり、
365日ほぼ休みなく働き続けている。
73歳にして青年のような若々しさを保ち、声も若々しい著者は、
40代の頃から30年にわたり1日1食を続けている。
まさに文化人の“1食主義のパイオニア”だ。
24年前の『婦人公論』1992年8月号のインタビューでも
「1日1食、睡眠時間4時間」
「冴えた状態をつくるには、やっぱり食べないこと」と語っている。
また、「僕たちの場合でいえば、これしかないです。食べれば眠くなるし、頭がボケる」
「太りたくないという最大の要因は、もしかしたらそれかもしれない。
事実、太っているときに書いた曲って、よくないんだよね」とも。
1年365日のハードワークが可能なのは、1日1食だからこそ。
見た目が若返り、健康になり、
そのうえ仕事もバリバリこなせるようになる“一石三鳥”のメソッドを、
著者ならではの人生哲学とともに初公開する。
無理せず誰でもすぐに実践できるファスティングのノウハウがわかる。
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Posted by ブクログ
なかなか面白かった。後半は断食療法の石原結實氏や、医療ジャーナリストの船瀬俊介氏との対談。著者は作曲家なので、それぞれの一日一食の見方が面白かった。食べるとやる気と想像力が減退し、眠くなるとの事。著者はそれゆえに一日一食を提唱。
下記に付箋を貼った個所の要約を載せる:
40:一日一食は創作意欲を高める。
48:野心は誰でも持っている。然し目標を達成する前にそれを捨ててしまうと、中途半端な人生に終わる。やはり食べることは卑しい快楽だという認識が必要。
84:千日修行を2回もした大阿闍梨、酒井雄哉(ゆうさい)曰く、そんなことをやっても悟りは開けない、とのこと。
97:空腹になると胃から出るグレリンというホルモンは、海馬の機能を挙げ、記憶力の底上げをする。
108:お酒を飲むと血管内細胞からウロキナーゼというホルモンが出され、血栓を溶かす。このウロキナーゼを最もよく出す酒は焼酎。
122:鹿児島の鶴の渡来地での観察。鶴は渡りをする直前に餌を食べなくなる。体力を向上させるための断食。
144:船瀬氏は30代40代のころよりも、一日一食をしている今は3倍の原稿を書く事が出来ている。
Posted by ブクログ
いきなり1日1食をやるのは、
いきなり、42.195キロのフルマラソンに参加するぐらい無謀です。
かなりの確率で、挫折します。
1食=頑張ってするもの
という図式がある限り、
継続することは、まずありません。
1日1食を継続したいなら、徐々に食事量を落としていくのが、ベストです。
個人的には、食生活の方向性を、少食として、その延長線上にあるのが、
1日1食とすることが良いと思います。
この方向性でいうと、1日1食が当たり前なこととなり、
また、余分な体脂肪もなくなるので、快適に毎日を過ごすことができます。
「あっ気づいたら、1食だったな」というのが、成功者の感想です。
くれぐれも、1日1食=良い事がたくさんある、ダイエットできる
などの動機でやらないでください。99%挫折します。